2018年9月10日、日本の民間団體の代表者が臺(tái)灣臺(tái)南市の國(guó)民黨支部に設(shè)置された慰安婦像に蹴りを入れたとされる問(wèn)題で、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は社説で「日本の小人物が慰安婦像に蹴りを入れ臺(tái)灣を侮辱した」と批判した。

社説はまず「日本の右翼団體、慰安婦の真実國(guó)民運(yùn)動(dòng)らは6日、代表として藤井実彥氏を臺(tái)灣?臺(tái)南市に派遣し、臺(tái)南市慰安婦人権平等促進(jìn)協(xié)會(huì)が同市に設(shè)置した慰安婦銅像をめぐり、國(guó)民黨と『議論』することを希望した。だが意外にも藤井氏は慰安婦銅像に蹴りを入れた。この不敬な行為は臺(tái)灣の人々の憤慨を招いた」とした。

さらに「この銅像は8月14日に臺(tái)南市で除幕し、臺(tái)灣の前総統(tǒng)で國(guó)民黨前主席の馬英九（マー?インジウ）氏が除幕式に出席した。日本の菅義偉官房長(zhǎng)官は『極めて殘念』とし、（日本の対臺(tái)灣窓口機(jī)関である）日本臺(tái)灣交流協(xié)會(huì)の代表者も國(guó)民黨の呉敦義（ウー?ドゥンイー）主席に面會(huì)し『重大な関心』を伝えた」とした。

社説は、慰安婦像の設(shè)置について「正義を求める人々が、當(dāng)時(shí)の被害者を慰めるとともに、日本の歴史を否定する勢(shì)力と闘爭(zhēng)するための一つの方法だ」とし、慰安婦像はこれまでに、ソウルの日本大使館前や釜山?香港の総領(lǐng)事館前、上海師範(fàn)大學(xué)の學(xué)內(nèi)やサンフランシスコの聖マリア広場(chǎng)など世界各地に40體以上が設(shè)置されていることを伝えた。

その上で藤井氏について、「長(zhǎng)旅でうっ血した足をストレッチで伸ばしただけと主張し、慰安婦像を足蹴りしたことを否定したが、この人物は、立場(chǎng)が極端なだけでなく道徳レベルも低く、でたらめばかり述べるようだ」とし、「このような兇悪な行為に対し、海峽の両岸（中國(guó)と臺(tái)灣）の人々が怒りの聲を挙げるだけでなく、日本も糾弾すべきだ。このような小人物に東アジア社會(huì)に雨風(fēng)を呼ぶような活動(dòng)をさせてはならない」などと論じた。（翻訳?編集/柳川）