中國が海上油田?ガス田の開発加速、海外と協(xié)力も―中國メディア

Record China    2012年9月2日(日) 8時26分

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8月29日、中國が海上油田?ガス田の開発を加速している。寫真は石油掘削プラットフォーム「海洋石油981」。

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2012年8月29日、人民網(wǎng)日本語版によると、中國海洋石油総公司は28日に公式サイトを通じて、中國海域での2012年第2段事業(yè)で開放?入札を行う26ブロックの詳細な情報を明らかにするとともに、海外企業(yè)との協(xié)力を進める方針を明らかにした。中國海洋石油が公式サイトを通じてこうした情報を発表したのは、今年は6月23日に続いてこれが2回目だ。國際金融報が伝えた。

その他の寫真

アモイ大學(xué)中國エネルギー経済研究センターの林伯強(リン?ボーチアン)主任が同日述べたところによると、中國海洋石油は中國の海上における石油開発?生産?探査分野の第一人者として、こうした取り組みによって、中國周辺海域での、とりわけ南シナ海での石油?天然ガス資源の開発を加速しようとしていること、企業(yè)の業(yè)績と石油?天然ガス生産量に対する信頼感を強化しようとしていることを明らかにしたのだという。

▽開放範囲がさらに拡大

今年に入ってから、中國海洋石油は海上における石油?天然ガス資源の開発の加速に努めてきた。4月にはイタリアの石油?ガス會社エニと、南シナ海30/27深水ブロックでの生産分與契約(PS契約)を結(jié)び、新海域での石油探査に取り組んだ。5月9日には「移動する國土」と呼ばれる第6世代深水半潛水型石油掘削プラットフォーム「海洋石油981」が香港の南東320キロの南シナ海茘枝灣6?1ブロックに初めてステーションを建設(shè)し、中國海洋石油の海上資源開発の新たなページを開いた。

6月23日には、南シナ海周辺の石油?天然ガス資源をにらみ、南シナ海の関連エリアで総面積16萬124.38平方キロメートルに上る9つのブロックを開放?入札するとの情報を明らかにした。8月28日には、中國周辺海域の26ブロックを開放することを明らかにした。

中國海洋石油のサイトで公開された資料によると、この26ブロックの総面積は約7萬3754平方キロメートルで、6月に開放?入札が発表されたブロックの面積の半分にも満たない。

6月発表のブロックと今回発表されたブロックとのもう一つの違いは、今回は開放されるエリアが南シナ海エリアにとどまらず、渤海灣のブロックが1カ所、東海麗水の低地にあるブロックが3カ所含まれていることだ。この4ブロックはいずれも水深の淺い開発ブロックだ。

具體的にいえば、渤海灣で開放されるのは05/31ブロック。渤海灣西部海域の低地と南堡の低地との境界に位置し、面積は270平方キロメートル、水深は約5?15メートル。東海麗水で開放されるのは32/36ブロック、41/08ブロック、33/02ブロックで、いずれも水深は80?100メートルだ。

これ以外の22ブロックは南シナ海に位置する。東部エリアが18カ所で、うち中深層のブロックが5カ所、単一構(gòu)造のブロックが5カ所、深水のブロックが3カ所、水深の淺いブロックが5カ所で、珠江口盆地に位置するものが多い。また、南シナ海西部に4つの開放ブロックがあり、いずれも瓊東南盆地と鶯瓊盆地が接する地點にある。

▽海外企業(yè)との協(xié)力も

さきに行われた9ブロックの入札と同じく、今回の情報公開も海外企業(yè)との協(xié)力に向けた情報の提供が狙いだ。

林主任は、「水深の淺い海と中深層における石油?天然ガスの開発?採掘はしばらく置いておく。中國海洋石油は深水での開発?採掘でここ數(shù)年來大きな進歩を遂げたが、それでも海外企業(yè)との協(xié)力をある程度必要としている。なんといっても、一連の海外のエネルギー大手は開発?採掘で中國よりも多くの進んだ経験を持っているからだ」と話す。

林主任の予測によると、海外エネルギー大手がこれらのブロックに興味を感じたなら、中國海洋石油との協(xié)力を選ぶことになるという。

実際、さきに行われた入札について、中國海洋石油の王宜林(ワン?イーリン)會長が7月17日に公の場で述べたところによると、入札は順調(diào)に行われ、手続きを踏まえて市場に前進した。米國の企業(yè)も協(xié)力の意向を示したという。

だがベトナム政府はこの入札について抗議を寄せ、海外エネルギー企業(yè)が入札に參加しないよう求めた。今回の情報開示をめぐっては、周辺諸國は現(xiàn)時點で態(tài)度を明らかにしていない。

林主任は、「全體として言えることは、南シナ海周辺海域はまだ敏感な時期にあるということだ。だが中國海洋石油の今回の動きは合理的なものだ。問題が起きていない、あるいは起きていても大きな問題にはなっていない渤海灣や東シナ海のブロックも情報開示の対象になっているからだ。このことは中國海洋石油の企業(yè)としての動きをよりはっきりと示すものだ。當然のことながら、これらのブロックが準備作業(yè)を終えて本當に開発がスタートすれば、中國海洋石油の業(yè)績がより良いものになることは確実だ」と話した。(編集/TF)

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