2018年9月12日、中國新聞網(wǎng)によると、日本の民間団體「慰安婦の真実國民運(yùn)動(dòng)」の幹事である藤井実彥氏が臺(tái)灣臺(tái)南市に設(shè)置された慰安婦像に蹴りを入れたとされる問題で、同団體は同日、謝罪の聲明を発表し、藤井氏から幹事を辭任する申し出があったことを明らかにした。

聲明では、藤井氏について「臺(tái)灣の國民黨臺(tái)南支部が建てた慰安婦像について、公開質(zhì)問狀を同支部宛に屆ける役目を擔(dān)った」とした。

その上で、藤井氏が慰安婦像に蹴りを入れたとされることについて「ネット上に配信された動(dòng)畫?畫像などを入念に観察し、藤井氏本人からも事情について聴き取りを行いました」とし、藤井氏が「蹴っていない」などと主張したものの「今ネットに流れている動(dòng)畫?畫像を見る限り、藤井氏が慰安婦像を蹴るような素振りをしたことは明らかであり、當(dāng)人にどんな事情があったとしても、客観的に見て不快感を與える不用意?不適切な行動(dòng)であったことは間違いないとの結(jié)論に至りました。日本人としての品位を損ね、國際儀禮にも反する行為は、私どもとして最も忌み嫌うものであります。代表を派遣した當(dāng)會(huì)としても責(zé)任の一端を免れません。今回のことにより不快な思いをされた臺(tái)灣の皆様に、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

聲明ではまた、藤井氏本人から9月11日付で幹事を辭任する申し出があったことを明らかにした上で、「今後も信頼回復(fù)が得られるよう、誠意ある取り組みを行ってまいる所存です。臺(tái)灣の皆様、また日本國內(nèi)の支援者?関係者の皆様には、何卒ご理解の程、よろしくお願(yuàn)い申し上げます」とした。

中國で臺(tái)灣政策を擔(dān)當(dāng)する國務(wù)院臺(tái)灣事務(wù)弁公室の安峰山（アン?フォンシャン）報(bào)道官は12日の定例會(huì)見で、この問題について「このような小人物による振る舞いが、中國と臺(tái)灣の同胞から非難されるのは當(dāng)然のことだ。歴史の事実をねじ曲げ、日本軍國主義による非人道的な行いを弁護(hù)しようとたくらみ、侵略という犯罪行為を美化することは、人類が道徳的に許せる限界に挑戦する行為だ」とコメントしていた。（翻訳?編集/柳川）