2012年9月4日、米ラジオ局ボイス?オブ?アメリカ(中國(guó)語(yǔ)版)は、記事「汚職官僚の『人肉捜索』は中國(guó)の特色」を掲載した。

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中國(guó)ではインターネットユーザーの協(xié)力で個(gè)人情報(bào)を特定することを「人肉捜索」と呼んでいる。今や汚職官僚にとって、人肉捜索は何より恐ろしいものとなった。

先日、「被害者」となったのが陝西省安全生産監(jiān)督管理局の楊達(dá)才（ヤン?ダーツァイ）局長(zhǎng)。同省延安市でおきた寢臺(tái)バスとタンクローリーの衝突事故現(xiàn)場(chǎng)を視察した際、笑顔を浮かべていた寫真がネットに流れ、人々の怒りを買った。人肉捜索の結(jié)果、過去の寫真が洗いざらい調(diào)べられ、公務(wù)員の給料では買えないような高級(jí)時(shí)計(jì)を11本も持っていることが判明?！笗r(shí)計(jì)アニキ」という不名譽(yù)な稱號(hào)がつけられた。

ネットの炎上事件によって個(gè)人情報(bào)が特定されるとなればなんとも恐ろしい話だが、北京理工大學(xué)の胡星斗（フー?シンドウ）教授は「ある意味仕方がないこと」と理解を示す。先進(jìn)國(guó)にあるような官僚の資産公開制度がなく、また報(bào)道規(guī)制も強(qiáng)いため、ネットの炎上を通じてしか権力を監(jiān)督できないのが中國(guó)の現(xiàn)狀だと評(píng)している。（翻訳?編集/KT）