Record China 2018年9月16日(日) 7時40分
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13日、韓國?ハンギョレはこのほど、「高速鉄道駅はなぜこんなに不便なところに造られたのか」との見出しで、その理由について報じた。寫真はソウル駅。
2018年9月13日、韓國?ハンギョレはこのほど、「高速鉄道駅はなぜこんなに不便なところに造られたのか」との見出しで、その理由について報じた。
記事ではまず「高速鉄道駅を造る際に、既存の駅と分離して高速鉄道駅を作ったから」と指摘、全國の高速鉄道駅を分析した結(jié)果を伝えている。主要駅18カ所のうち、ソウル、龍山(ヨンサン)、大田(テジョン)、東大邱(トンテグ)、釜山(プサン)、益山(イクサン)、井邑(チョンウプ)の7カ所のみ既存の鉄道駅を活用していたことが分かった。殘る11カ所は都心にあった既存の駅から遠(yuǎn)く離れたところに新しい駅を設(shè)置していた。代表的な失敗例は光明(クァンミョン)駅。政府は當(dāng)初ソウル駅から南に24キロ離れた光明市の外れに京釜(キョンブ)高速鉄道の出発駅を設(shè)置しようとしていた。釜山まで2時間30分ほどで到著するからだ。しかし、ソウルから1時間以上かかることから取り消しとなり、結(jié)局京釜(キョンブ)線はソウル駅、湖南(ホナム)線は龍山駅に変更になった。しかし、政府の遅い決定により光明駅建設(shè)はそのまま進(jìn)められ、光明市の外れに建設(shè)された國內(nèi)最大の駅としておよそ4000億ウォン(約400億円)が投入された。一方で重要な駅であるソウル駅と龍山駅には一銭も投じられることなく、民間資本事業(yè)者に渡したことにより駅の構(gòu)造と機(jī)能がひどく毀損されたという。 また、光明駅設(shè)置により路線が変わったことで人口120萬人の京畿道最大都市?水原(スウォン)駅が京釜高速鉄道から排除されるというとんでもない結(jié)果も現(xiàn)れた。記事ではこの他にも、韓國各地で鉄道利用や乗り換えの不便の実態(tài)を伝えている。
これを受け、専門家らは「従來の鉄道駅や線路と離れている高速鉄道の建設(shè)は間違ったこと。 歐州や日本の高速鉄道はどちらも従來の鉄道と統(tǒng)合されている。今後は従來の駅を一緒に使用し、互いに行き來できるように改善していかなければならない」と話している。
ネット上では「光明駅は本當(dāng)に不便」「忠清南道(チュンチョンナムド)天安牙山(チョナンアサン)駅をよく利用するけど、迷いやすいし遠(yuǎn)い」「高速鉄道というよりただの列車。都心の駅に行くには直線距離じゃくて遠(yuǎn)回り」と不便を感じているユーザーが多いようだ。
ただし、一方では「それなら空港は?都心に高速鉄道があったら安全や騒音のための施設(shè)が追加、つまり費用がかかることになる。日本に行ってきたけど、鉄道が都心を橫切るから左右の街が分かれていて道路が不便だった」「既存の駅を活用するなら高速鉄道は必要ないのでは。高速鉄道はレールも最大限直線にすべきだし、これは既存の物では厳しい」「金浦(キンポ)空港と遠(yuǎn)くの仁川(インチョン)空港のようなもの。日本と歐州の鉄道は既存の路線にすでに多くの投資をしてきてるけど、中韓は都心から少し離れたところに駅を建てた方がいい」などの反論コメントも寄せられている。(翻訳?編集/松村)
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