Record China 2018年9月14日(金) 10時30分
拡大
中國?インド両國が領土問題で対立を続けているウッタラーカンドで、中國軍がインド側に越境したとされる報道があったことについて、中國報道官は否定した。
中國?インド両國が領土問題で対立を続けているウッタラーカンドで、中國軍が過去1カ月間に3度に渡り、インド側に越境したとされる報道があったことについて、中國外交部の耿爽(グン?シュアン)報道官は13日の定例記者會見で、「中國の國境防衛(wèi)部隊は、実効支配ラインの中國側で活動をしている」などと否定した。
ウッタラーカンド州はインドが全域を実効支配しているが、中國は同州北東部の約2000平方キロメートルを、自國領チベット自治區(qū)の一部と主張している。なお、ネパールも同州の約75平方キロメートルを自國領と主張している。
インドでは13日までに、中國軍が過去1カ月間に少なくとも3度に渡り越境し、「インド領內」に最大で4キロメートル侵入したなどの報道があった。
耿報道官は「中國の國境防衛(wèi)部隊は、両國間の関連協(xié)定に従って、実効支配ラインの中國側で活動をしている。私の知るところによれば、中國領土內で定例のパトロールをしている」と説明した。
耿報道官はさらに、「習近平國家主席とインドのモディ総理が何度も話し合い、見解の相違については妥當に管理し、共同で國境地域の平和と安寧について重要な共通認識に達した」として、雙方が緊張や問題が発生した際には、相互の意思疎通のメカニズムが構築されていると説明。メディアが煽り立てた場合、中印雙方が見解の相違をコントロールすることに有害との見方を示した。
中印雙方は國境線を巡り対立を続けている。1962年には中印國境紛爭と呼ばれる事実上の戦爭が発生した(中國軍がインドの実効支配地域を急襲し圧倒的に勝利)。現(xiàn)在は両國政府とも中印の関係の安定や経済交流の発展を望む考えをしばしば発表している。ただし、両國の対立がエスカレートする事態(tài)も時おり発生しているのが現(xiàn)狀だ。
2017年にはブータンが自國領と主張するドクラム高原で中國軍が道路建設を始めたことでインドも現(xiàn)地に軍部隊を派遣し、中印両國の緊張が一気に高まる事態(tài)が発生した。(翻訳?編集/如月隼人)
この記事のコメントを見る
Record China
2017/9/7
2018/7/29
2018/9/5
2018/9/13
2018/9/11
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る