2018年9月28日、自民黨総裁選で3選を果たした安倍晉三首相は、10月2日に黨役員人事と內(nèi)閣改造に著手する。新たなスタートを切る安倍首相について、中國メディアは「華麗なる転身、中國の敵から友人に？」と期待。韓國紙は「韓日関係は現(xiàn)狀が維持される可能性が高い」と伝えている。

中國共産黨系の環(huán)球時報の電子版は日本との関係について「日本の中國への認(rèn)識は複雑で矛盾に満ちているが、數(shù)年間の駆け引きにより、中國との対立は日本にとって不利との認(rèn)識が徐々に有利になっていった」と前置き?！溉毡兢弦廊护趣筏迫彰淄摔蜉Sとする外交戦略を維持しているが、中國が日本の外交のどの位置と方向を占めるべきかについて、日本は大きな戦略的模索を行っている最中だ」と指摘した。

安倍首相に関しては「首相を6年も続けており、中國の『敵』から『友人』になろうとしているようだが、同時に中日友好関係の道を再構(gòu)築する上で別の方面に気をそらしている」とも言及?！改现袊栴}、米國のインド太平洋戦略などをめぐり、日本は中國との関係改善とは合致しない態(tài)度を示している。中日の未來の関係は中國の周辺諸國との一般的な『友好関係』の認(rèn)識よりも、さらに複雑になるだろう」と警告している。

その上で「中日は両國間の各種新舊問題を正確に処理することを?qū)Wぶ必要がある。両國は四つの政治文書を踏まえた上で2國間関係の発展を把握し、友好協(xié)力を再び中日関係の主旋律にするべきだ?！工葟娬{(diào)?！赴脖妒悉罱K的に自らを中日関係を苦境から長期友好?発展に導(dǎo)くリーダーであることを証明するよう願う」と述べ、「安倍氏が今後の任期を活用し、互恵の中日関係をつくるため獨自の貢獻(xiàn)を成し遂げることに期待したい」と結(jié)んでいる。

一方、聯(lián)合ニュースによると、韓國外務(wù)省當(dāng)局者は安倍首相の3選を受け、「今後も未來志向的な韓日関係の発展に向け、両國が緊密に意思疎通しながら協(xié)力していくことを期待する」とコメント。北朝鮮に非核化などをめぐり大きく揺れ動く朝鮮半島情勢を念頭に、日韓の連攜強化を訴えた。

しかし、朝鮮日報は東京特派員発で「安倍首相は3選を踏まえ、國際社會でも自身と日本の役割を新たに定義しようとしているが、韓日関係の改善に大きな関心は抱いていないとされる」と報道?！?015年に自身を支持する日本の保守層の反対を顧みず、『慰安婦合意』に達(dá)したが、文在寅政権がそれを事実上破棄したことを不快に思っている。特段の措置がない限り、韓日関係は現(xiàn)狀が維持される可能性が高い」とみている。（編集/日向）