2012年9月5日、中國が2020年までに海洋観測衛(wèi)星を8基打ち上げる計(jì)畫があることが分かった。6日付で科技日報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

中國國家衛(wèi)星海洋応用センターの蔣興偉（ジアン?シンウェイ）主任が、國家海洋局デジタル海洋科學(xué)技術(shù)重點(diǎn)実験室の除幕式および第3回中國「デジタル海洋」フォーラムの際に明らかにした。それによると、內(nèi)訳は海洋水色衛(wèi)星が4基、海洋動力環(huán)境衛(wèi)星と海陸レーダー衛(wèi)星がそれぞれ2基ずつ。

各國と領(lǐng)有権を爭うスカボロー礁（中國名?黃巖島）、尖閣諸島（中國名?釣魚島）、パラセル諸島（西沙諸島）付近の海域に対する監(jiān)視を強(qiáng)化する狙いがあるとみられる。

中國はこれまでに「海洋1號」シリーズ（水色衛(wèi)星）2基、「海洋2號」シリーズ（海洋動力衛(wèi)星）1基を打ち上げており、「黃巖島（スカボロー礁）を含む遠(yuǎn)海海域における環(huán)境観測はすでに行われている」と蔣主任。海陸レーダー衛(wèi)星シリーズが導(dǎo)入されれば、海上目標(biāo)の監(jiān)視が可能となり、油漏れ事故などの緊急事態(tài)にも対応できるようになるほか、海域や島に対する監(jiān)視も十分に行えるようになるとしている。（翻訳?編集/NN）