2018年9月17日、中國人観光客の一家3人が訪問先のスウェーデンで警察から亂暴な扱いを受けたとされる問題に関し、桂従友（グイ?ツォンヨウ）中國大使が現(xiàn)地紙Expressenの取材に応じた。

この問題は、ストックホルム市內(nèi)の宿泊施設(shè)に2日未明に到著した中國人観光客がチェックイン開始までまだ時(shí)間があったためロビーに留まらせてほしいと訴えたところ、施設(shè)側(cè)が通報(bào)した警察官に外に放り投げるなどされたというもの。

桂大使はまず、現(xiàn)地警察の責(zé)任者から「中國人観光客も警察の対応も法律に違反するものではない」との説明を受けたことに「理解に苦しむ」との考えを示し、「中國人観光客は生命の安全を脅かされ、尊厳を傷付けられた。スウェーデンの法律は人権、人の尊厳を尊重しないのか？」との不満を口にした。

さらに、大使館や外交部がスウェーデン側(cè)に厳正な申し入れを行ってきたことなどを説明し、「桂敏海（グイ?ミンハイ。香港で中國政府を批判する本を扱っていた「銅鑼灣書店」の親會(huì)社「Mighty Current」のオーナー。スウェーデン國籍を持つ）氏の案件をめぐって中國はスウェーデンが內(nèi)政に干渉していると認(rèn)識(shí)してきた。今回の中國側(cè)のやり方はスウェーデンに対する內(nèi)政干渉とは言えないのか？」との問いについては「『中國人観光客が亂暴な扱いを受けた事件は中國の故意の演出との見方もある』と報(bào)じられたが、想像力がありすぎると言いたい」と反発。その上で、「桂敏海氏は中國で重大な罪を犯し、中國側(cè)は法に従って処理した。スウェーデン側(cè)の理不盡な釈放要求は明らかに中國の司法主権への干渉」と述べた。（翻訳?編集/野谷）