2012年9月10日、中國人が11年に海外で購入した高級品は総額3000億元（約3兆6000億円）に上り、內(nèi)需不振に悩む中國政府はこれらの海外消費をいかにして國內(nèi)に引きこむかに苦慮している。山西晩報が伝えた。

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民間調(diào)査會社の統(tǒng)計によると、中國本土の高級品の価格はフランスより70％、米國より50％、香港より45％も高く、その原因は高率な稅金にある。中國では高級品に対して一般に6．5?18％の輸入関稅、17％の増値稅、30％の消費稅がかけられるため、3種の稅金を合計すると最高で60％以上の稅金がかけられるケースもある。

そのため、輸入関稅引き下げの聲も多く聞かれるが、中國財政部財政科學(xué)研究所の劉尚希（リウ?シャンシー）副所長は「稅率引き下げによって海外高級ブランド品の國內(nèi)消費を刺激すれば、海外企業(yè)製品の生産と消費を振興するのみで、競爭力に劣る中國企業(yè)の多くが倒産の憂き目に遭うことは間違いない」と反対する。

また、貿(mào)易や流通分野を管轄する商務(wù)部では、稅率を下げずに國內(nèi)消費を活性化する方法を提案している。商務(wù)部外貿(mào)司の王受文（ワン?ショウウェン）司長は、中國で獨占的な地位を形成し、価格決定能力を持っている海外高級ブランドは値下げをしたがらないため、より多くの高級輸入商品を中國市場に流通させて競合させる方法を採用することで値下げを促進(jìn)すべきだと指摘。これにより、一般市民が高級品をより割安に購入できるだけでなく、政府は內(nèi)需拡大や就業(yè)促進(jìn)など複數(shù)のメリットを享受できるとしている。（翻訳?編集/HA）