2018年9月19日、中國人観光客一家3人がスウェーデンで警察から亂暴な扱いを受けたとされる問題が、中國國內(nèi)で物議を醸している。これに関連し、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は「スウェーデンの隣國が続々と中國人観光客を奪いに來ている」とする記事を掲載した。

報(bào)道によると、今月2日未明、予約の1日前にストックホルムの宿泊施設(shè)に到著した中國人の親子3人は、ロビーで待機(jī)することを求めた。だが宿泊施設(shè)側(cè)は認(rèn)めず警察に通報(bào)。親子3人は警察官によって施設(shè)の外に追い出された。その後、中國外交部や現(xiàn)地の中國大使館が、スウェーデン政府に対し、警察官の「非人道的扱い」に抗議し、中國人観光客への謝罪を求める事態(tài)に発展。中國のネット上でもスウェーデンに対する激しい憤慨の聲が出ている。

環(huán)球時(shí)報(bào)は19日付の記事で、こうした中國とスウェーデンの対立を受け、スウェーデンの隣國のフィンランドやデンマークが続々と「中國人観光客を奪いに來ている」と指摘した。

環(huán)球時(shí)報(bào)によると、フィンランド観光局は17日、中國版ツイッターの微博（ウェイボー）で、同國の鉄道乗務(wù)員のアジア人乗客に対する「心溫まる」エピソードを紹介した。コペンハーゲン観光局も同日、ウェイボーに「デンマーク旅行安全ガイド」を投稿している。（翻訳?編集/柳川）