米中でファーウェイ（華為技術(shù)）をめぐる問題が波紋を広げる中、米國のシンクタンクが日本でも人気のショート動畫投稿アプリ?TikTok（ティックトック。中國語名は「抖音」）の危険性を指摘している。米華字メディア?多維新聞が14日付で伝えた。

米高官が中國に行く際のスマートフォンの攜帯に注意を促したり、米メディアが中國企業(yè)が生産する地下鉄車両に搭載された監(jiān)視カメラの危険性を指摘したりする中、今度は世界中で流行している動畫アプリにも安全上のリスクが指摘された。

記事によると、米シンクタンク?ピーターソン國際経済研究所（PIIE）は11日、経済學(xué)者のクラウディア?ビアンコッティ（Claudia Biancotti）氏による中國のSNSに関する文章を発表した。

同氏は、米國の若い軍人が自らの身分が分かるような服裝、あるいは軍事施設(shè)內(nèi)部や戦場で撮影したショートムービーを投稿しているとしたうえで、TikTokが他の多くのSNSと同様に位置情報を収集していることを指摘?！袱猡筏长欷椁违签`タが中國に送られれば、容易に中國政府の手に渡ることになり、中國の監(jiān)視アプリの識別能力向上や西側(cè)諸國の軍事情報の入手に役立てられることになる」と安全保障上のリスクを指摘した。

また、同氏は事態(tài)の深刻さについて、「仮に米國や歐州連合（EU）圏で広く使用された場合、『ファーウェイレベル』の問題に発展することになる」と表現(xiàn)しているという。（翻訳?編集/北田）