2018年9月19日、ウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）監(jiān)督の映畫「欲望の翼」に出演した俳優(yōu)トニー?レオン（梁朝偉）が、撮影當(dāng)時(shí)は俳優(yōu)としての低迷期にあったことを語っている。聯(lián)合報(bào)が伝えた。

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1990年公開の映畫「欲望の翼」は、レスリー?チャン（張國栄）やアンディ?ラウ（劉徳華）など、當(dāng)時(shí)の香港映畫界を支えた若手スター6人による豪華共演でも知られる作品。臺灣では今月28日からデジタル修復(fù)版が劇場公開されるほか、トニー?レオンの最新作「歐州攻略」も同日に封切り予定。このため、28年を挾んだトニー?レオンの姿が、銀幕で同時(shí)に楽しめることになる。

「欲望の翼」はその後、「ブエノスアイレス」や「花様年華」など數(shù)々の名作を生んだウォン?カーウァイ監(jiān)督とトニー?レオンが、初めて手を組んだ記念すべき作品。トニー?レオンが登場するのは末尾の約2分半のみで、せりふは一切なし。狹い空間の中、出掛ける用意をするギャンブラーの姿がロングカットで収められている。

トニー?レオンによると、撮影當(dāng)時(shí)は俳優(yōu)として低迷期にあり、演技への興味を失っていた時(shí)期だった。しかし、ウォン?カーウァイ監(jiān)督に出會(huì)ったことが大きな転機(jī)となり、「自分がまだ進(jìn)化できることに気付き、演じることへの関心が急に戻ってきた?！河我怼护献苑证摔趣盲?、深い印象を持つ作品になった」と語っている。

とは言えウォン?カーウァイ監(jiān)督との初タッグは、スムーズに撮影が進(jìn)んだわけではなく、梨を1口だけ食べて捨てるというシーンでは、NGが27回も続いた。當(dāng)時(shí)を振り返ってウォン?カーウァイ監(jiān)督は、「トニー?レオンをかなり怒らせた」と語っている。（翻訳?編集/Mathilda）