中國(guó)の湖北省襄陽(yáng)市でこのほど、遺族が病院內(nèi)で暴れ醫(yī)師に暴行を加える事件が発生した。9月19日付で新京報(bào)が伝えた。

事件の経緯はこうだ。12日午前、交通事故による重傷の患者が運(yùn)ばれた?；颊撙细啐hの男性で一刻を爭(zhēng)う事態(tài)だったため、その場(chǎng)にいなかった家族に代わり加害者が書(shū)面にサインし手術(shù)が行われた。醫(yī)師らは懸命に治療を施したが、殘念ながら高齢男性の命を救うことができなかった。中國(guó)では基本的に手術(shù)を行う際は家族の同意が必要だが、今回のような例外的な緊急事態(tài)では加害者が代わりにサインして手術(shù)を行うことができる。こうした決まりを知らなかった高齢男性の家族は「なぜ家族のサインなしで手術(shù)を行ったんだ！」と怒り、醫(yī)師に暴力を振るった。

だが、遺族らが毆ったのは高齢男性の手術(shù)を行った醫(yī)師ではなく、別の手術(shù)を擔(dān)當(dāng)していた醫(yī)師だった。被害に遭った醫(yī)師は、手術(shù)室の中継部屋から手術(shù)を終えた患者を病室に移動(dòng)させようとした際、ドアを占領(lǐng)した高齢男性の家族らに妨害された。手術(shù)を終えた患者を病室に移動(dòng)させなくてはいけないと同家族らに伝えたが、聞き入れてもらえず、看護(hù)師長(zhǎng)が道を譲るよう求めたところ家族の1人が看護(hù)師長(zhǎng)に毆りかかり、映像の一幕が起きた。遺族らの暴行により無(wú)関係の醫(yī)師や看護(hù)師長(zhǎng)、看護(hù)師など複數(shù)の醫(yī)療人員が負(fù)傷し、集中的に毆られた醫(yī)師は、頭部、首、背中、腰、腕、睪丸などで打撲や脫臼などのけがを負(fù)い、入院した。

暴行を行ったのは4人で、現(xiàn)地警察は病院で3人を拘束し、殘り1人の行方を追っていると18日に明かしている。拘束された3人にはそれぞれ10日間と15日間の拘留処分が科せられ、被害者の醫(yī)師の狀況など詳細(xì)がわかり次第さらに処罰を行うという。（翻訳?編集/內(nèi)山）