2012年9月10日、人民網(wǎng)日本語版によると、最近、ますます多くの外資系ファッションブランド大手が、電子商取引（eコマース）のルートを経由し、「迂回して中國市場に進(jìn)出」するようになっている。北京商報(bào)が伝えた。

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中國のeコマースサービス大手?瑞金麟の安士輝（アン?シーフイ）最高経営責(zé)任者（CEO）が9日に述べたところによると、海外市場の縮小や國內(nèi)消費(fèi)者の間での國際的ファッションブランドの認(rèn)知度の高まりにともない、中國市場は今や外資系ブランドの爭奪戦が展開される場所となっている。情報(bào)筋によると、中國で戦う外資系ファッションブランドには、米國のヴィクトリアズ?シークレットやアバクロンビー＆フィッチなどがあるという。

安CEOによると、知名度が高いがまだ中國市場には進(jìn)出していない外資系のファッションブランドは、そのほとんどが中國の電子商取引プラットフォームに対し旗艦店の開設(shè)を打診している。こうしたブランドには歐州、北米、日本などで流行している大手ブランドもあれば、低価格のファッションブランドもある。こうしたブランドはどれも、今後數(shù)年以內(nèi)に中國市場で店舗を開設(shè)したい考えだが、場所の選定などの関連手続きが複雑で、長い時間と高いコストがかかることから、オンライン販売を通じて機(jī)先を制し、それから中國市場のブランドに対する需要レベルを?qū)g地に理解しようとしているという。

安CEOは中國市場に意欲を示すブランドの名前を挙げなかったが、情報(bào)筋によると、ヴィクトリアズ?シークレットやアバクロンビー＆フィッチを含む複數(shù)の米國ファッションブランドが中國進(jìn)出の歩みを加速させつつあるという。一方ではこうしたブランドは中國人消費(fèi)者が自社のブランドに対して示す熱狂ぶりをみている。また一方では非常によく行われている代理購入やニセ物品の橫行などにより、各ブランドが「失地回復(fù)」への決意を固めたことがある。実際、アバクロンビー＆フィッチのセカンドラインの店舗がすでに北京市にあり、市場で相當(dāng)のリターンを獲得しているという。

瑞金麟は9日、1000萬元（約1億2000萬円）近い融資を受けたことを明らかにした。安CEOによると、運(yùn)営代行業(yè)務(wù)の発注元企業(yè)では外資系ブランドの割合が上昇しており、このたび受けた融資のうち40％近くを國際ブランドの中國での経営販売業(yè)務(wù)の発展に充てる予定だ。瑞金麟はこれまで、ブランドの経営販売にほとんど関わりをもっていなかったという。

瑞金麟はこのほどB2C（企業(yè)?消費(fèi)者間取引）企業(yè)の麥考林と提攜して、在庫管理などのサービスを共同で進(jìn)めることになった。業(yè)界ではこの動きを、瑞金麟がブランドの経営販売業(yè)務(wù)に乗り出すための土臺づくりとみている。（編集/TF）