中國最大の鋼鉄生産基地「首鋼京唐鋼鉄連合社」、工場建設(shè)開始―河北省唐山市

2007年3月12日、首鋼京唐鋼鉄連合社は、河北省唐山市曹妃甸島の新工場建設(shè)を正式に開始した。2010年までには現(xiàn)在稼動中の北京工場での鋼鉄生産を終了、この新工場への全面移管を予定している。

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新工場が建設(shè)される曹妃甸島は渤海灣にあり、北京市の東220km、唐山市の南80kmに位置する島だ。この新工場には、世界第3位?國內(nèi)最大となる5500立方メートルの大型高爐が2機(jī)設(shè)置される。その高爐によって、年間898萬トンの鉄と970萬トンの鋼、また913萬トンの鋼材が生産できることになり、中國最大の鋼鉄生産基地になる予定だ。

首鋼京唐鋼鉄連合社は2005年10月、首都鉄鋼グループと唐山鋼鉄グループが共同で設(shè)立した會社で、この曹妃甸島工場の運(yùn)営會社となる。雙方の出資比率だが、首都鉄鋼グループが51％、唐山鋼鉄グループが49％で、その投資総額は約677億元（約1兆155億円）となっている。天安門広場の西わずか17kmにある現(xiàn)工場は、新工場稼動後は、首都鉄鋼グループ本部と研究機(jī)関が殘されるだけになる、ということだ。（翻訳?高口康太/編集?饒波貴子）