2018年9月20日、揚(yáng)子晩報(bào)は、中國のネットショップで見かける「白い戀人」の正規(guī)代理店はすべて偽物だったと伝えた。

北海道名物の菓子「白い戀人」は、中國の若者を中心に人気が高い。記事によると、中國最大のネットショッピングモール?タオバオでは、複數(shù)のショップが「『白い戀人』の代理店資格を獲得した」と主張しており、トップページに授権書を掲載。本物を販売していることを強(qiáng)調(diào)しているという。

しかし記事は、「白い戀人」のメーカーである石屋製菓が5日、公式ウェブサイト上で「日本國外へは一切輸出や販売を行っていない」と明らかにし、いわゆる「授権書」は「偽造である」と指摘したことを紹介。「石屋製菓は正規(guī)のルートを通して『白い戀人』を購入するよう注意を呼びかけている」と伝えた。

中國のあるネットショップで掲載されている「授権書」には、被授権者の欄に「南京十喜坊貿(mào)易有限公司」の名稱が記されていた。同紙記者が同社へ電話取材したところ、販売部の擔(dān)當(dāng)者から「授権書は當(dāng)社が制作したものではなく、店舗でも使用したことはなく、誰かが當(dāng)社の名前をかたって作った寫真。誰がこんなことをしたのかは分からない。當(dāng)社は狀況を把握した後、相応の責(zé)任を追及する」との回答があったとのこと。

一方で、この擔(dān)當(dāng)者は、同社の店舗內(nèi)で「白い戀人」が販売されている事実は認(rèn)めた。しかし、「當(dāng)社と日本の販売代理店と提攜して仕入れている商品であり、本物に間違いない」と主張しているという。（翻訳?編集/山中）