自民黨の総裁選の投票結(jié)果が20日明らかになった。安倍晉三首相が挑戦者の石破茂氏を破り、3選を果した。総裁任期は3年であり、安倍氏は日本憲政史上、在任期間最長の首相となる可能性が高い。新華社が伝えた。

安倍氏の勝利は危ういものではなかったが、石破氏の得票は一般の予想を上回った。これは安倍氏の今後の政治姿勢と政権運(yùn)営に対して一定の牽制になると見られる。安倍氏は10月初めに內(nèi)閣改造を行う見通しだ。新內(nèi)閣は憲法改正、外交立て直しなどで多くの試練に直面することになる。

日本メディアによると、安倍氏は10月1日前後に黨役員人事と內(nèi)閣改造を行う考えだ。安倍新內(nèi)閣は內(nèi)政?外交で多くの試練に直面する。

朝日新聞が選挙前に実施した世論調(diào)査では、総裁選への日本國民の関心は社會(huì)保障、財(cái)政再建など経済?國民生活分野に集中した。安倍氏自身の発言を見ると、今後施政の重點(diǎn)は改憲、外交、軍事?安保分野に置かれることになる。

安倍氏は選挙前、今年秋の臨時(shí)國會(huì)での改憲案提出を目指すと表明した。20日に選挙結(jié)果が明らかになると、安倍氏は再び改憲への意欲を表明した。

明治大學(xué)特任教授の纐纈厚（こうけつ?あつし）氏は「今回の勝利で安倍長期政権が続くことになり、安倍氏は平和憲法改正という宿願(yuàn)の追求をさらに強(qiáng)めることにもなる。だが改憲問題で日本國民の意見は両極化しており、自民黨と連立政権を組む公明黨も慎重姿勢だ。安倍氏が改憲を?qū)g現(xiàn)するのは依然少なからず困難だ」と指摘する。

安倍氏は再選後、直ちに新たな外交日程に入る。日本メディアによると、安倍氏は國連総會(huì)出席のため23日から訪米し、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)とも會(huì)談する。

安倍外交は試練が相次ぐとアナリストは指摘する。日米関係では、トランプ氏が貿(mào)易問題で安倍氏への圧力を強(qiáng)めると見られる。日露関係では、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)が露日平和條約の無條件年內(nèi)締結(jié)を突然提案して、日本側(cè)を狼狽させた。朝鮮半島問題でも、日本はその硬直化した対朝政策のために脇に追いやられており、國內(nèi)では安倍氏への疑問も噴出している。

日本の経済學(xué)者、田代秀敏氏は「安倍氏は対露外交、対米外交で立て続けに行き詰まり、外交の天秤を中國に傾斜させつつある」と指摘?！浮?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=一帯一路'>一帯一路』の枠組での日中協(xié)力には大きな潛在力がある。両國の協(xié)力強(qiáng)化は地域の繁栄?安定に資する」と考える。

纐纈氏は「今や日中間の結(jié)びつきは緊密で、日本國民の多數(shù)は対中友好関係の維持に前向きな考えだ。だが日本政府は外交などの問題で過度に米國に依存している。日中関係の長期的発展は歴史問題に対する姿勢によっても引き続き試される。安倍氏が再選を果した後、どうやってより獨(dú)立した対中平和外交政策を形成し、日中関係の改善を引き続き推し進(jìn)めるかも、重要な課題となる」と指摘する。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/NA）