2018年9月21日、新華社は、韓國が北朝鮮と米國との間を調(diào)停するのは非常に困難だとする記事を掲載した。

記事は、「韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は來週にも米國を訪問し、北朝鮮の金正恩（キム?ジョンウン）朝鮮労働黨委員長との會談の成果についてトランプ大統(tǒng)領(lǐng)に報告する予定だ」と紹介。しかしアナリストからは、「米國は北朝鮮に対する『最大限の圧力』政策を簡単に放棄することはなく、米韓で問題の関心事が異なることから、韓國による調(diào)停は困難」との見方が出ていると伝えた。

米國務(wù)省のナウアート報道官は20日の記者會見で、北朝鮮の非核化を促進(jìn)するために北朝鮮の言う「相応の措置」を米國が取るかどうかとの質(zhì)問に対し、「米國は北朝鮮が非核化を最初に行う必要があるとの立場を堅持している」と回答し、南北首脳による共同宣言では國際原子力機(jī)関（IAEA）と米國の査察官が立ち?xí)Δ长趣虾蓼欷皮い胜い猡韦?、「これは米朝間の共通の理解だ」と語った。

記事によると、各界の注目を集めているのは、南北首脳による共同宣言で「米國が6月12日に署名した米朝共同宣言の精神に基づき相応の措置を取るなら、北朝鮮は寧辺にある核施設(shè)を永久に廃棄するなどの追加的な措置を取る用意がある」と表明したことだという。また北朝鮮は「まず関係國の専門家立會いのもと、東倉里のミサイル発射場を永久に廃棄する」とも表明したと記事は紹介した。

しかし、中國人民大學(xué)重陽金融研究院の王鵬（ワン?ポン）副研究員は、「米國の関心事は、終始北朝鮮が先に核を廃棄する事にあるが、韓國、特に文政権は朝鮮半島の平和問題と南北関係の正常化を優(yōu)先的に考えている。この戦略の優(yōu)先順序の違いが米韓雙方の対北朝鮮政策の不一致をもたらしており、これこそが來週の文大統(tǒng)領(lǐng)の訪米の際の調(diào)停を困難なものとしている原因だ」と分析した。（翻訳?編集/山中）