Record China 2018年9月25日(火) 10時(shí)0分
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モルディブで23日に行われた大統(tǒng)領(lǐng)選で、中國(guó)との緊密な関係を構(gòu)築してきた現(xiàn)職大統(tǒng)領(lǐng)のアブドラ?ヤミーン氏が敗北した。寫真は2017年に訪中し、習(xí)近平國(guó)家主席と並んで歩くヤミーン氏。
インド洋の島國(guó)モルディブで23日に行われた大統(tǒng)領(lǐng)選挙で、野黨連合のイブラヒム?モハメド?ソリ氏が、2期目を目指していた現(xiàn)職アブドラ?ヤミーン氏に勝利した。ヤミーン氏は中國(guó)との関係構(gòu)築を積極的に進(jìn)めていたが、対立陣営からは「中國(guó)の手先」と批判されていた。中國(guó)メディアの観察者などが報(bào)じた。
現(xiàn)地時(shí)間24日朝までには開票率が95%に達(dá)した。同時(shí)點(diǎn)でソリ氏の得票は12萬(wàn)5175票で、ヤミーン氏の8萬(wàn)9711票を大きく引き離し、ソリ氏の當(dāng)選が確定した。
投票前には、ヤミーン大統(tǒng)領(lǐng)側(cè)が選挙を「操作」するので、公平な結(jié)果は期待できないとの聲が強(qiáng)かった。ヤミーン大統(tǒng)領(lǐng)は2月に非常事態(tài)を宣言して、軍を動(dòng)かして反対派の複數(shù)議員を逮捕するなどしていたからだ。
しかし落選が確定したヤミーン大統(tǒng)領(lǐng)は24日、テレビを通じて「私は昨日の選挙結(jié)果を受け入れる。私は失敗したことを認(rèn)める。私は(政権の)平穏な移行を確保する」などと述べた。
南アジアおよびインド洋をめぐる國(guó)際政治力學(xué)で、最大の要因はインドと中國(guó)の「綱引き」だ。世界第1と第2の人口を擁する中印両國(guó)は領(lǐng)土問題を抱えている。また、インドがチベット亡命政府に拠點(diǎn)を置くことを認(rèn)めていることも、中國(guó)にとっては「許し難い」行為だ。
中印両國(guó)はかつて、領(lǐng)土問題をめぐり戦爭(zhēng)を起こしたことがある。1962年のいわゆる「中印國(guó)境紛爭(zhēng)」で、奇襲をかけた中國(guó)軍が圧倒的な勝利を収めた?,F(xiàn)在の両國(guó)は安定した関係構(gòu)築のために努力しているが、潛在的な「敵対國(guó)」であることに変わりない。
モルディブのヤミーン大統(tǒng)領(lǐng)は、中國(guó)との関係を積極的に進(jìn)めることで自國(guó)の開発を進(jìn)めた。2018年になってからも、首都のマレとヴェラナ國(guó)際空港がある島を結(jié)ぶ「中國(guó)モルディブ友好大橋」の開通、中國(guó)企業(yè)が建設(shè)した同空港の新滑走路完成などがある。またモルディブは中國(guó)の習(xí)近平政権が提唱する「一帯一路」政策に積極的に參加してきた。
しかし、河北経済貿(mào)易大學(xué)ネパール研究センターの張樹彬主任によると、ヤミーン大統(tǒng)領(lǐng)は対立陣営からは「中國(guó)の手先」と批判されていた。ヤミーン大統(tǒng)領(lǐng)の選挙敗因についての詳しい分析は発表されていないが、中國(guó)への過(guò)度の接近を懸念する民意が働いたことは間違いなさそうだ。
これまでに、中國(guó)への接近が大きな原因となり政権が交代したインド洋の國(guó)としては、スリランカの前例がある。同國(guó)で15年まで在任したラージャパクサ大統(tǒng)領(lǐng)は、極端な対中接近政策を進(jìn)めた。中國(guó)絡(luò)みのインフラ建設(shè)はモルディブの狀況と同様だった。
しかしスリランカでは、ラージャパクサ大統(tǒng)領(lǐng)の獨(dú)裁體質(zhì)や中國(guó)絡(luò)みの工事で不正に利益を得たなどの批判が発生した。同大統(tǒng)領(lǐng)は3選禁止の憲法を修正して15年の大統(tǒng)領(lǐng)選に臨んだが、シセリーナ候補(bǔ)に敗北した。(翻訳?編集/如月隼人)
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