2018年9月24日、中國(guó)の女優(yōu)ファン?ビンビン（范冰冰）の脫稅疑惑を告発した國(guó)営テレビの元司會(huì)者が、あくまで私怨（しえん）を晴らすための行動(dòng)だったことを香港メディアに語(yǔ)った。聯(lián)合報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

「X-MEN：フューチャー＆パスト」などハリウッド映畫(huà)にも出演する國(guó)際派女優(yōu)ファン?ビンビンに、二重契約書(shū)を使った巨額脫稅疑惑が浮上したのは今年5月末のこと。國(guó)営放送?中央テレビ（CCTV）の司會(huì)者だった崔永元（ツイ?ヨンユエン）氏が、中國(guó)版ツイッターを通じて告発したのがきっかけだった。

この告発によって、反腐敗運(yùn)動(dòng)のヒーロー扱いをされている崔永元氏だが、このほど香港メディアの取材に応じ、「あくまで私怨を晴らすためだった」とコメント。反腐敗運(yùn)動(dòng)に協(xié)力したわけではなく、告発後には自身の個(gè)人事務(wù)所も調(diào)査対象になったこと、さらに國(guó)際的に注目されるほどの事態(tài)になるとは予想もしなかったことを語(yǔ)っている。なお現(xiàn)在、崔永元氏はファン?ビンビンのファンから「殺害予告」も舞い込むほど憎しみの対象になっており、すでに複數(shù)回にわたって公安局に通報(bào)したという。

崔永元氏によると、私怨のきっかけとなったのは、ファン?ビンビンも出演した2003年の映畫(huà)「手機(jī)（ケータイ）」だった。中國(guó)映畫(huà)界きってのヒットメーカー、フォン?シャオガン（馮小剛）監(jiān)督の作品だが、當(dāng)時(shí)はまだCCTVの司會(huì)者だった崔永元氏を主人公のモデルにしたような描寫(xiě)があり、さらに自身も映畫(huà)の主人公と同じく若い女性と不倫関係を持ったように世間に誤解されたことで、フォン監(jiān)督や腳本家との間に長(zhǎng)くしこりを殘した。

10年、崔永元氏の番組に出演したフォン監(jiān)督が、多大な迷惑をかけたことを謝罪したため一件落著したはずだったが、15年に「手機(jī)2」の製作計(jì)畫(huà)が浮上。その後、製作側(cè)から映畫(huà)は「朋友圈」というタイトルであり、「手機(jī)」とは無(wú)関係だと説明を受けていたにもかかわらず、ファン?ビンビンが今年5月、中國(guó)版ツイッターで意気揚(yáng)々と宣伝したことで怒りが再燃したという。（翻訳?編集/Mathilda）