2018年9月24日、観察者網(wǎng)によると、中國を侮辱する內(nèi)容の番組を放送したとして非難を浴びたスウェーデンのテレビ局が「謝罪聲明」を発表したが、中國大使館が聲明の受け入れを拒む姿勢を見せた。

スウェーデンの公共テレビ局、スウェーデン?テレビ（SVT）が21日夜（現(xiàn)地時(shí)間）に放送したコメディーショーで、キャスターが先日、同國內(nèi)で警察官とトラブルになり物議を醸した中國人観光客の口まねをしたほか、中國人に対する「注意」として「歴史的建物の周囲で大便をしてはいけない」などと発言するシーンがあった。

これに対し、スウェーデンにある中國大使館は22日、SVTに対して謝罪を求める抗議聲明を発表した。SVTは24日、公式サイト上に番組チーフディレクターの名前による聲明を出したが、これについて観察者網(wǎng)は「番組が表現(xiàn)しようとした內(nèi)容に至らぬ點(diǎn)があったことは認(rèn)めたものの、人種差別との指摘や非難に対してはなおも言い逃れをして、謝罪しなかった」と伝えている。

中國大使館は25日朝、改めて今回の件についてSNS上で聲明を発表。「STVの番組責(zé)任者が24日に出した聲明を注視したが、その言論は番組中における人種差別的言動(dòng)についての言及を故意に回避し、詭弁を弄して責(zé)任逃れをしようとしている。このような『謝罪』は決して受け入れない。われわれは改めてSVTの番組スタッフに深い反省と、即時(shí)の誠意ある謝罪を求める」とした。

中國外交部の耿爽（グン?シュアン）報(bào)道官も24日にSNS上で「完全にメディアとしての職業(yè)道徳に乖離（かいり）しており、強(qiáng)く非難する」としてすでに同部としてもスウェーデン側(cè)に抗議を行ったことを明かした。直ちに悪影響を排除する措置を取ることを求めるともに、中國政府としてさらなる措置を取る権利を留保するとの姿勢を示している。（翻訳?編集/川尻）