2012年9月18日、満州事変の発端となった柳條湖事件勃発にちなんで、大規(guī)模な反日デモが行われると目されていた中國(guó)。先日の尖閣諸島國(guó)有化に端を発し、日を追って拡大してきたデモ活動(dòng)および暴動(dòng)だが、一般の意見(jiàn)はこれに賛同するものなのだろうか？“中國(guó)版ツイッター”と呼ばれる簡(jiǎn)易投稿サイトに寄せられた投稿から、レコードチャイナ編集部が多くの聲を拾った。

【その他の寫(xiě)真】

「?jìng)螑?ài)國(guó)者よ、もうやめなさい。反日でもデモはしない、破壊行為はしない、ただ正義のみを求めるべし」。

「デモ」というキーワードで検索をかけると、上記のような投稿がズラリと並んだ。大きくまとめると、多數(shù)派の意見(jiàn)は「反日には賛成するが、暴力行為には反対」。暴動(dòng)を通じてではなく、日本製品不買(mǎi)を広めよう、それが最も効果的であるとの意見(jiàn)が多かった。

「一連の暴動(dòng)について、あらかたの事実は以下のようなこと。姿の見(jiàn)えない策略家が裏で糸を引いている。チンピラやゴロツキがそれに乗っかってのさばる。不満をぶちまけたい者たちが、盲目的にその後を追う。理性的なデモ參加者も、無(wú)意識(shí)のうちにそれに手を貸すことになる。憤怒に燃える無(wú)知な若者たちが火に油を注ぐ。何の罪もない國(guó)民が被害を受け、汚名を著せられる。日本人はこれに反撃するまでもない。そして、中國(guó)は國(guó)際世論の嘲笑を浴びる。偽愛(ài)國(guó)者はピエロになる」。予想以上に冷靜な意見(jiàn)が多いとの印象だ。

しかし、街頭の様子は不穏そのもの。広東省を中心に、「市街に裝甲車(chē)が出動(dòng)した」との投稿が數(shù)多く出回りはじめ、それを撮影した畫(huà)像が迅速な勢(shì)いで拡散していった。

「広州で戦車(chē)が出動(dòng)したよ、まるで閲兵行進(jìn)みたいだ！」

「なんという光景……まるで市を挙げて大きな敵に立ち向かっているかのようだ。釣魚(yú)島（＝尖閣諸島の中國(guó)名）を防衛(wèi)する前に、広州の街を守らねばならなくなったようだ」

このような投稿が飛びかったのもつかの間、中國(guó)版ツイッターでは「デモ」というキーワードでの検索が禁止となってしまった。「関連法規(guī)と政策にのっとり、この検索結(jié)果は表示されません」との説明文が表示されるばかりだ。

続いて、「釣魚(yú)島（尖閣諸島）」とのキーワードで関連投稿を検索すると、先ほどの検索結(jié)果とは異なり、厳しい口調(diào)で尖閣諸島の領(lǐng)有権を主張する投稿が並んでいた。

「釣魚(yú)島を返せ、釣魚(yú)島は中國(guó)のものだ、日本野郎め…出ていけ」

「中國(guó)政府は釣魚(yú)島に軍を派遣すればいいのに！」

「たとえ持ち家が買(mǎi)えなくても、ご先祖様のお墓が朽ちたままでも、日本人に領(lǐng)土は譲らない。醫(yī)療保険がもらえなくても社會(huì)保障が與えられなくても、釣魚(yú)島がほしい」(翻訳?編集/愛(ài)玉)