スイス紙「20 Minuten」（ツヴァンツィッヒ?ミヌーテン）は24日、同國(guó)ルツェルンで白鳥に紙を食べさせようとした観光客がいたと、自社サイトに動(dòng)畫を投稿した。中國(guó)メディアの北京青年報(bào)は同件についてウェブサイトで、白鳥に紙を與えたのは中國(guó)人だったと報(bào)じた。

撮影したのは現(xiàn)地人男性だったようで、驚いたような大きな聲が記録されている。自動(dòng)車のエンジン音やクラクションなども大きく、その他の人の聲は確認(rèn)が難しいが、女性による中國(guó)語(yǔ)のような聲が聞こえる。

白鳥は人を警戒していない。最初は女性ひとりが、白鳥の視線の先の上方に手を掲げ、何か白い物を示す。白鳥は餌だと思ったらしく、頭を高く持ち上げて、もぎ取ろうとする。白鳥の気を引き付けた目的は、もう片方の手で持つスマートフォンでの撮影だったようだ。

白鳥の頭の上に物を示した女性は撮影が終わると白鳥には関心がなくなったようで、スマホをチェックしはじめた。撮影した畫像を確認(rèn)しているようだ。すると、白鳥はその隣に立っていた女性の持っているものに興味を移した。

女性は手に、紙と思われる物を持っており、白鳥に見せびらかすような仕草をした。女性が白鳥に紙を與えようとしていたのか、白鳥をからかうつもりだけだったのかは不明。いずれにせよ白鳥は首を素早く伸ばし、女性の手から紙をもぎ取り、その場(chǎng)から逃げようとした。すると最初に撮影した女性が白鳥の首を抱えて、くちばしから紙を取り上げた。

撮影者は方向を変えて、丸太の柵のようなものも撮影した。丸太には、鳥の絵の橫に英文で「私たちに食べ物を與えないでください」という標(biāo)識(shí)が取り付けられていた。

同件を報(bào)じた北京青年報(bào)は、白鳥に「紙」を與えた女性を中國(guó)人と紹介した。

北京青年報(bào)の掲示には読者からコメントが寄せられた。日本時(shí)間25日午後7時(shí)現(xiàn)在、「いいね」を最も多く集めているコメントは「動(dòng)畫をよく見れば、あのおばさんは食べさせようとしていたのはないと分かるはず（中略）もうひとりのおばさんはさらに良心的だ。白鳥が食べて腹を壊すのを心配して、紙を取り上げた。このような明らかな事実で、どうしても悪口を言いたいとは、本當(dāng)に恥知らずだ」との主張だ。

その次に「いいね」が集まったのは「白鳥が本當(dāng)に紙を食べたって大丈夫だ。もともと草食なんだから、消化してしまうよ」との意見だ。（翻訳?編集/如月隼人）