2018年9月27日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、高速鉄道で他人の座席を占有する現(xiàn)象が相次いでいることについて「中國(guó)人の一般的なモラルとして問(wèn)題を論じるのは正しくない」とする評(píng)論記事を掲載した。

記事は「近ごろ、高速鉄道の座席占拠に関するニュースが次から次へと出現(xiàn)している。市民やメディアが公共の場(chǎng)所における悪い現(xiàn)象に注目するのは當(dāng)然であり、評(píng)価すべきことなのだが、注目する中で中國(guó)人の一般的なモラルにまで論點(diǎn)を持って行ってしまうのは、非常に正しくないと思う」とした。

そして、2016年に中國(guó)高速鉄道が輸送した旅客數(shù)は延べ15億人に上ることを挙げ、「これだけ膨大な數(shù)字に対して、座席占拠の報(bào)道が4つか5つ続くぐらいの狀況では、到底『國(guó)民性』にまで昇華するに及ばない」と論じている。

また、座席占拠の現(xiàn)象を撲滅するには単にルールや罰則を厳しくするだけでは不十分であり、法的な手段と社會(huì)世論による非難の両方を用いるべきだと指摘?！袱郡坤贰ⅳ欷挨欷庵袊?guó)人全體のモラルが低いという認(rèn)識(shí)に立ってはならない」とした。

一方で「この數(shù)十年、中國(guó)はハード面で急速な成長(zhǎng)を遂げる一方で、心理や習(xí)慣といったソフト面の成長(zhǎng)が追いついていなかったために、さまざまな悪い現(xiàn)象が発生してきた」とし、ソフト面の成長(zhǎng)を促す教育にも注視すべきだと指摘した。（翻訳?編集/川尻）