中國の大手旅行情報(bào)サイト「マーフォンウォー」がこのほど、フリープランでの海外旅行に関するレポートを発表した。この中で、フリープランが海外旅行の主流になった點(diǎn)、中國人旅行者が好むアクティビティーの幅が広がった點(diǎn)などが指摘されている。中國網(wǎng)が20日付で報(bào)じた。

中國の今年上半期の海外旅行者は前年同期比15％増の7131萬人に上った。レポートは「國民の消費(fèi)レベルの上昇に伴い、旅の経験を蓄積する人が増えている。1990年代生まれを中心とする若い旅行者が消費(fèi)市場の主力になった」と説明。さらに、「旅のカスタマイズ」に対する人々の要求が増えているとの分析も示した。

同サイトのビッグデータによると、今年上半期は従來から人気の高かった和服體験、泥風(fēng)呂體験、スパ體験などの他、バリ島でのパラグライディング、タイでの料理教室など「より刺激的で、現(xiàn)地の文化を深く知ることができる體験」が多くの中國人旅行者を引き付けたという。

この他、目的地の多様化も見られ、旅行経験が豊富な人がこれまでに訪れた國?地域の數(shù)は平均7．03に上った。タイ、日本、マレーシア、ベトナム、米國、インドネシア、フィリピン、シンガポール、韓國、オーストラリアが最も関心度の高い目的地だが、キプロス、ジョージアなどこれまでマイナーとされていた國も人気が大幅に上昇しているそうだ。

お金の使い方に関しては「質(zhì)の高い體験にお金を使いたい」と考える人が増えており、人気目的地の中で1人當(dāng)たりの平均支出が最も高かったのはアイスランド、フィジー、ニュージーランド、オーストラリア、モーリシャス。アジアでは日本、モルディブ、トルコ、スリランカがいずれも1萬元（約16萬円）を突破した。

こうした狀況について、マーフォンウォー旅遊研究中心の馮饒氏は「中國人旅行者にとって、旅は『到著すること』から『體験すること』へと変わった。豊富な體験と同時(shí)に、現(xiàn)地の文化、料理、蕓術(shù)などをより理解できる旅が求められている」と話す。また、マイナーだった國への関心が高まったことに対してはSNSとの関連を指摘?！该姘驻ぅ伐绌`ト動(dòng)畫、旅行體験談の投稿がある目的地の人気に火をつけ、1つの産業(yè)に影響を及ぼすことすらある」などと説明した。（提供/Bridge?編集/Yamaguchi）