江蘇省メディアの揚(yáng)子晩報(bào)によると、インターネットで、いわゆる「出會(huì)い系」のサービスを利用しようとした同省南京市に住む男性が4400元（約7萬(wàn)円）をだまし取られた。同男性はその後、再びインターネットを通じて「金銭回収」を依頼して、またも金をだまし取られた。

南京市に住むYさんは14日、多くの「美女」の寫(xiě)真があるSNSの女性名義アカウントを見(jiàn)つけた。紹介してくれるという。さっそく申し込むと、「安全保障費(fèi)」として888元（約1萬(wàn)4500円）の振り込みを要求された。Yさんは、息せきこんで振り込んだ。

ところが相手は「記入が不十分」、「書(shū)式が違っている」などと言い出し、何度もやり直しを要求した。Yさんは相手の言い分に従って、操作を繰り返した。操作を5回繰り返したところで、さすがに「少しおかしい」と思えてきた。そこで、無(wú)念ながらも「美女との接近」は諦めることにした。

自分の口座を確認(rèn)して驚いた。888元の操作5回分、計(jì)4400元が引き落とされていた。Yさんは相手に返金を要求したが、応じてもらえなかった。

Yさんはしかし、その後もSNSを見(jiàn)続けた。すると、「金銭回収」を業(yè)務(wù)とする男性のアカウントを見(jiàn)つけた。そこで、先ほど4400元を取られてしまった一件を打ち明けた。すると相手はしばらくして、「振込先の口座を見(jiàn)つけた。取り戻すことは可能」などと連絡(luò)してきた。

Yさんは大喜びだ。相手に回収を依頼した。すると相手は「補(bǔ)償金として1000元、その他の手?jǐn)?shù)料として788元が必要」と言い出した。4400元をすべて失うより1788元（約2萬(wàn)8000円）を支払ってでも取り戻す方がよい。Yさんはためらわず「回収」を依頼した。

Yさんは、相手からの連絡(luò)を、今か今かと待っていた。しかし連絡(luò)はない。そのうち、1788元を払い込んだ相手と連絡(luò)が取れなくなった。この時(shí)にたってYさんは、「まただまされた」と気づいた。仕方なく警察に連絡(luò)したという。被害額はさらにふくらんで、6180元（約10萬(wàn)円）になっていた。（翻訳?編集/如月隼人）