2018年9月26日、ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）は、スイスと中國は2014年に自由貿易協(xié)定（FTA）が発効したが、両國企業(yè)の満足度に差があると伝えた。

スイス放送協(xié)會とアールガウ新聞によると、自由貿易協(xié)定が発効して以來、貿易の規(guī)模が拡大したばかりでなく、両國共に関稅をかなり節(jié)約し、成果を収めているが、特恵関稅を利用しないスイスの企業(yè)は依然として多いという。

両メディアの報道によると、ザンクト?ガレン大學と、北京対外経済貿易大學、南京大學は26日、共同で作成したスイス～中國間の自由貿易協(xié)定に関する2018年の評価レポートをザンクト?ガレンにて発表したという。3校はこのレポートで「2014年に発効したスイス～中國間の自由貿易協(xié)定はスイスの工業(yè)の発展を促進し、スイスの中國に対する輸出は約30％、中國のスイスに対する輸出は6％増加した。2017年、スイス～中國両國共に平均して1億スイスフラン（約117億円）以上の関稅を節(jié)約した。さらに、中國が毎年減稅しているため、2018年には多くの製品が非課稅となり、スイスが2018年に節(jié)約することができる関稅も増加するだろう」と報告した。

また、報道では「自由貿易協(xié)定を利用するスイス企業(yè)の數は増加しており、現(xiàn)在、約44％を占めている。そのうち時計産業(yè)、機械製造業(yè)と製薬業(yè)の利用率が最高となっている。しかし、特恵関稅を利用しない企業(yè)も依然として多く、その主な原因の1つとして、特恵原産地規(guī)則が、スイス企業(yè)が中國に製品を輸出する際の障害となっていることがある」と分析した。

さらに、評価レポートの作者の1人、パトリック?ジルトゥネール（Patrick Ziltener）教授は「EUと米國企業(yè)が特恵関稅のメリットを享受できていないことが、スイスの在中企業(yè)には明らかな強みとなっている。しかし、多くの困難も存在しているため、スイス企業(yè)の自由貿易協(xié)定に対する満足度は中ぐらいであるが、それと比較して中國企業(yè)の満足度は高くなっている。これは、中國がまだ多くの國と自由貿易協(xié)定を締結していないためである。中國企業(yè)はこの特別なメリットに対して喜んでいるため、中國側の満足度がより高くなっている」と分析しているという。（翻訳?編集/南部）