2018年9月27日、「スウェーデン警察が中國人観光客を手荒に扱った」ことに端を発する両國間の対立が続く中、臺灣メディア?三立新聞網(wǎng)は「中國で『イケアボイコット』の聲が上がるも、中には冷靜な消費(fèi)者も見られた」との記事を掲載した。

スウェーデンの家具小売大手、イケアは中國に複數(shù)の店舗を構(gòu)えており、同市場での知名度は高い。だが、中國では「スウェーデンの警察は中國人観光客を手荒に扱い、テレビ局は『中國侮辱番組』を放送した」として同國に対する怒りの聲が噴出。記事は「多くの人がスウェーデン企業(yè)ボイコットを叫び、イケアは最大のターゲットとなった」などとした上で、中には別の見方をする消費(fèi)者もいることを伝えた。

記事によると、「イケアボイコット」の聲に対し、あるネットユーザーは「不買運(yùn)動は中國人の失業(yè)を引き起こさないだろうか？」と指摘したそうだ。イケアが世界の店舗で展開する商品の15％は中國製で、中國市場で販売する商品に中國製が占める割合は8割にも達(dá)する。イケアに商品を納入する中國の業(yè)者、加工工場の數(shù)は570社を超えるという。（翻訳?編集/野谷）