中國(guó)卓球協(xié)會(huì)の劉國(guó)梁?副會(huì)長(zhǎng)が27日午後、15カ月ぶりに國(guó)家體育総局訓(xùn)練局の卓球場(chǎng)に戻ってきた。懐かしさだけでなく、同時(shí)に自らの両肩に課された數(shù)多くの責(zé)任や今後の仕事への意欲が、劉氏の胸にこみ上げたに違いない。新華網(wǎng)が伝えた。

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中國(guó)卓球協(xié)會(huì)は同日、公告を発表し、実體化改革試行を推し進(jìn)める方針を示した。協(xié)會(huì)の実體化改革プロセスを前向きかつ著実に進(jìn)める目的で、中國(guó)卓球協(xié)會(huì)第9回委員會(huì)は準(zhǔn)備作業(yè)チームを立ち上げ、劉國(guó)梁氏を作業(yè)チームのリーダーに任命し、作業(yè)を進(jìn)めていくことを決定した。

新たな立場(chǎng)で取材を受けた劉國(guó)梁氏は、「任命されたポストには、2つの重要な任務(wù)がある。まず、協(xié)會(huì)の実體化改革を深化させることで、2つ目は、2020年の東京オリンピックに備えることだ。特に、この大會(huì)から新種目として採(cǎi)用されることになっている混合ダブルスについては、十分な危機(jī)的意識(shí)を持ち、早くから準(zhǔn)備を進(jìn)める必要がある」とした。

劉國(guó)梁氏は、「東京オリンピックに備えることは、當(dāng)面の業(yè)務(wù)の中における最優(yōu)先事項(xiàng)。このトレーニング場(chǎng)のことも、コーチ陣や選手たちについても、私は知り盡くしている。だが、これまでの見方で現(xiàn)在を判斷してはならず、これまでの経験を基に東京オリンピックの準(zhǔn)備をしてはならない。これまでは見落としていたような、感じていなかったような隠れたリスクまでより多く模索することが必要だ」と続けた。

2020年の東京オリンピックでは、新種目が多く採(cǎi)用されることになっている。卓球混合ダブルスもその一つだ。劉氏は、「混合ダブルスが新種目として採(cǎi)用されたことは、今回のオリンピック準(zhǔn)備における大きな『変數(shù)』といえる。混合ダブルスは、男子チームと女子チームとが一緒になって完成させていかねばならず、參加ペアは1組だけに限られるため、『安全係數(shù)』は最も小さい。さらに重要なことは、混合ダブルスの金メダルは、五輪史上初のメダルとなるため、その価値は計(jì)り知れない。準(zhǔn)備過程には、不確定要素が非常に多く、十分な危機(jī)的意識(shí)と早めの戦略配置が必要となってくる」との見方を示した。

劉氏は2017年6月、中國(guó)卓球協(xié)會(huì)の副會(huì)長(zhǎng)に就任。卓球ナショナルチームの監(jiān)督の座から退いたものの、さまざまな面において選手たちに関心を寄せてきた。一部大會(huì)での卓球ナショナルチームの成績(jī)が変動(dòng)していることについて、劉氏は、「新舊交代プロセスが進(jìn)む中では、極めて正常なことだ」と指摘した。また、若手選手の最近のパフォーマンスについては、「非常に良い」と評(píng)価した。

さらに劉氏は、「アジア競(jìng)技大會(huì)での試合ぶりを客観的に見たところ、若手選手の技術(shù)レベルはすでに、五輪のチャンピオンたちとほとんど変わらなくなってきている。だが、世界レベルの大會(huì)に関しては、まだまだ課題は殘っている。最終的に日本チームは、戦略としてトップ選手がこぞってアジア大會(huì)出場(chǎng)を見合わせた。我々は、アジア大會(huì)での成績(jī)に喜ぶと同時(shí)に、冷靜に考え続けなければならない」と続けた。

東京五輪への準(zhǔn)備のほか、劉氏は、今回の自分の「復(fù)帰」について、以前とは異なる點(diǎn)が多々あると話す。彼にとって、協(xié)會(huì)の実體化改革が始まってから、責(zé)任はより大きくなったとしており、「中國(guó)卓球チームが金メダルを獲得することは、問題ない。だが、どのようにして『國(guó)家球技』文化をいっそう発揚(yáng)し、世界に展開し、中國(guó)を世界卓球界の中心地とするかは、今、検討を要する課題となっている。金メダルを獲得するだけではなく、成績(jī)以外の國(guó)家球技としての栄譽(yù)を守っていく必要がある。この課題は、大會(huì)で日本、韓國(guó)、ドイツに勝利するより価値が大きいことであり、難易度もより高い」としている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KM）