2018年10月1日、中國科普博覧は、今年のノーベル生理學(xué)?醫(yī)學(xué)賞が免疫を抑制する働きを持つ分子を発見した本庶佑?京都大特別教授ら2人に決まったことについて「日本人がまた受賞したのは、おかしなことなのか？」とするコラム記事を掲載した。

以下はその概要。

00年以降、自然科學(xué)分野での日本人のノーベル賞受賞者は16人にのぼる。日本人はなぜこれほどの短期間に、これほど多くノーベル賞を獲ることができたのか。筆者は科學(xué)者であり、日本への留學(xué)経験もある。これまでの経験から、日本の科學(xué)研究の特徴を考えたい。

研究において、日本の研究者はまず、小さな目標(biāo)を掲げる。日本の大學(xué)で研究を始めた時(shí)、日本人が大きなテーマ、目標(biāo)を設(shè)定しないことをいぶかしく思った。しかし彼らは、私が大きなテーマを掲げようとすると驚いた?！付踏て陂gで達(dá)成できるはずがない」と言うのだ。

そして彼らは「中國人はなぜ大事業(yè)を達(dá)成したり、大人物になったりしたがるのか？」と聞いてきた。日本人は「人にはそれぞれ違った能力があり、一つのことを少しずつ続ければいいのだ」と言う。それを聞いて納得した。千里の道も一歩からだ。さらに日本人はミスをした場合、「なぜ」「どこが」間違いだったかを突き詰めて考える。「失敗は成功の母」を?qū)g踐しているのだ。

さらに、日本企業(yè)には博士號(hào)を持った社員が多くいる。彼らは業(yè)務(wù)のかたわら研究し、學(xué)會(huì)に出て情報(bào)交換する。研究は実験室の中だけでなく、社會(huì)で実用化する道ができているのだ。（編集?翻訳/大宮）