2012年9月24日、ロシアは極東地域などの一部で中國(guó)系労働移民が農(nóng)業(yè)に従事することを禁止する決定を下した。25日付で、中國(guó)?內(nèi)モンゴル自治區(qū)のニュースサイト?正北方網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

アムール州(極東連邦管區(qū))、クラスノヤルスク(シベリア連邦管區(qū))などでは2013年までに、中國(guó)系労働移民は外國(guó)人に割り當(dāng)てられた全136職種に就くことができなくなる。同時(shí)に、この地域一帯で農(nóng)作物の栽培は一切できなくなる。中國(guó)系農(nóng)業(yè)従事者は、ロシアで禁止されている殺蟲剤や殺菌剤、有毒な化學(xué)物質(zhì)を使用して農(nóng)作物を栽培しているためだという。

今後は中國(guó)人に代わって、北朝鮮やCIS（獨(dú)立國(guó)家共同體）諸國(guó)からの移民が農(nóng)業(yè)に就くことになる。アムール州は土木工事や木材加工、農(nóng)業(yè)の3分野ですでに北朝鮮と協(xié)力関係を結(jié)ぶ協(xié)定に署名しており、クラスノヤルスクやチェリャビンスクなどの都市でも中國(guó)人が農(nóng)業(yè)に従事することを禁止する法案が議決された。

ロシアでは、増加傾向にある中國(guó)産輸入食品に対しても検査を強(qiáng)化している。ロシア農(nóng)業(yè)省は今月9日、中國(guó)の食品メーカーから輸入された肉から基準(zhǔn)を大幅に超える大腸菌が検出されたとして、このメーカーからの輸入を一時(shí)的に制限。同12日には、中國(guó)企業(yè)3社から輸入された魚介類からもきわめて高濃度の水銀が検出されたとして、検疫衛(wèi)生機(jī)関が現(xiàn)在調(diào)査を行っている。（翻訳?編集/岡田）