2012年9月25日、沖縄県?尖閣諸島の日本領(lǐng)海に臺灣の抗議船団が侵入した。船団は當(dāng)初、地元の宜蘭県政府に燃料費補助を要請したが、逆にその延期を求められた。その後、臺灣の実業(yè)家?蔡衍明（ツァイ?イエンミン）が巨額を寄付し、出航を支援した。親中実業(yè)家と伝えられている蔡氏だが、一體どんな人物なのだろうか。

【その他の寫真】

蔡氏は1957年臺北市に生まれた。経済的に恵まれた家庭の末っ子に生まれた蔡氏は父親から溺愛され、勉強嫌いだったという。1987年4月に父親から事業(yè)を継ぎ、食品?飲料大手の旺旺グループ主席に就任。旺旺グループ（WANT WANT）CEOの他、臺灣?中國語日刊新聞「中國時報」の代表や臺灣?衛(wèi)星テレビ放送局「中天電視」の最大株主としての顔も持つ。食品?飲料事業(yè)にでは35年以上の業(yè)界経験を持ち、中國本土でも手広く展開している。

今年6月25日には米誌?フォーブス(中國語版)が発表した、「中國で最も優(yōu)秀な最高経営責(zé)任者（CEO）」ランキングのトップ30にも選ばれている。優(yōu)秀な経営者と認められている蔡氏は、子供の教育についても獨自の持論があり、「學(xué)校教育を受けるよりも早めに社會に出た方がより多くの事を?qū)Wべる」と語っている。前述した臺灣抗議船団への支援だが、蔡氏は船団に対し500萬臺灣ドル（約1350萬円）寄付したと伝えられている。（翻訳?編集/內(nèi)山）