中國(guó)本土と香港を結(jié)ぶ「広深香高速鉄道」が9月23日に全線開(kāi)通したのに伴い、今年の國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日）シーズンに本土から香港を訪れる人の數(shù)は昨年の同シーズンに比べ約1割増加するとみられている。中國(guó)新聞網(wǎng)が30日付で報(bào)じた。

中國(guó)では1日、1週間の國(guó)慶節(jié)連休が始まった。毎年、この時(shí)期に大勢(shì)の本土客が香港を訪れており、1割増を予想する香港のある議員は高速鉄道を使った日帰り客の拡大に期待を寄せる。

また、香港旅遊促進(jìn)會(huì)総幹事の崔定邦氏は「過(guò)去の國(guó)慶節(jié)シーズンに受け入れてきた本土からの団體ツアーは1日平均250―300ほどだった。今年は200程度。タイ、ベトナムなどが本土客の誘致に成功した他、高速鉄道の香港區(qū)間の乗車券販売が9月中旬に始まったために高速鉄道が団體客を引き付けるには至らなかった」と説明するが、その一方で高速鉄道を利用する個(gè)人旅行者が香港のホテル業(yè)界に恩恵をもたらすとの聲も寄せられている。

10月2―5日の客室稼働率9割を予測(cè)する香港酒店業(yè)主聯(lián)會(huì)執(zhí)行総幹事の李漢城氏は、「高速鉄道の開(kāi)通は明らかに個(gè)人旅行者の増加につながる。特に2、3時(shí)間の乗車で香港に到著できる福建、湖南などの旅行者への影響力は大きい」と指摘。同氏はまた、「全體的に見(jiàn)れば高速鉄道は業(yè)界にプラスの作用をもたらしている」と語(yǔ)る一方、その度合いの判斷についてはもう少し時(shí)間が必要との考えを示した。（提供/Bridge?編集/Yamaguchi）