2018年10月2日、臺灣?中時(shí)電子報(bào)は、中國で建國記念日にあたる「國慶節(jié)」の大型連休が1日から始まったことに関連し、「訪日?訪韓旅行の人気が上昇した一方で、訪米旅行の人気は低下している」と報(bào)じた。

記事は、「中國大陸の『黃金週（ゴールデンウイーク）』に約700萬人が海外へ出國する見通しだ」とした上で、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの報(bào)道を引用し、「米國との間で貿(mào)易分野での緊張が高まる中、政治的、軍事的な問題だけでなく、観光分野までも急速に冷え込み、訪米旅行者の數(shù)は減少している」と伝えた。

格安航空チケットや海外旅行情報(bào)の検索エンジン、スカイスキャナーによると、中國から米國に向かう航空券の予約數(shù)は、今年第3四半期までが前年比16．7％減少し、國慶節(jié)期間は同42％も減少したという。

記事は続けて、日本経済新聞社の中國語版サイト、日経中文網(wǎng)の報(bào)道を引用し、「中國の旅行予約サイト大手、攜程旅行網(wǎng)（シートリップ）によると、國慶節(jié)の人気旅行先で、米國は昨年の5位から今年は11位に後退した一方で、日本は昨年トップのタイを抑えて2位から首位に浮上し、在韓米軍の高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）導(dǎo)入をめぐる対立から中國人観光客が減少していた韓國も、関係改善を受け昨年の17位から4位に急上昇した」と報(bào)じた。

今年の旅行先ランキングでは、2位がタイ、3位が香港、5位がシンガポール、6位がベトナムで、臺灣は7位だったという。（翻訳?編集/柳川）