2012年9月27日、中國(guó)?北京の小學(xué)校で、アスペルガー癥候群の児童による授業(yè)妨害や同級(jí)生に対する暴力に耐えかねた保護(hù)者らが、學(xué)校側(cè)にこの児童を他のクラスに移すよう求め、子どもたちに授業(yè)をボイコットさせるという騒ぎが起きた。新京報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

問題が起きているのは北京市朝陽(yáng)區(qū)の公立小學(xué)校「芳草地國(guó)際學(xué)校世紀(jì)小學(xué)」。4年生のアスペルガー癥候群の男子児童が在籍するクラス（34人）で26日、この児童による日常的な授業(yè)妨害や他の同級(jí)生に対する暴力行為に耐えかねた保護(hù)者らが子どもたちを?qū)W校に行かせず、授業(yè)をボイコットする騒ぎが起きた。

學(xué)校側(cè)はすぐに保護(hù)者代表らと男子児童の保護(hù)者を交え、話し合いを行った。保護(hù)者代表らは男子児童の精神鑑定と他のクラスへの移動(dòng)を要求、これに対し、児童の父親は「今後は家族の誰(shuí)かを付き添わせます。2度と皆さんにご迷惑をお掛けしません」と涙ながらに謝罪。話し合いは結(jié)局、解決には至らなかった。

この問題について、朝陽(yáng)區(qū)の教育委員會(huì)は「この児童は成績(jī)がよく、特に數(shù)學(xué)に対する関心が高い。知能に問題はないため、教育部（?。─我?guī)定によりクラスを代えることはできない。特別支援學(xué)級(jí)に移るための條件も満たしていない」との見解を示している。

この児童は入學(xué)當(dāng)初から問題行動(dòng)があり、窓から飛び降りようとすることも多かったことから、安全を考慮して教室の窓に鉄格子を設(shè)置するなどの措置が取られていた。だが、アスペルガーという障害に対する理解や対処については、學(xué)校側(cè)?保護(hù)者とも何も語(yǔ)っていない。（翻訳?編集/NN）