2018年10月2日、臺(tái)灣版アカデミー賞?電影金馬奨のノミネートリストがこのほど発表され、中國映畫界の巨匠チャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督の「影」（Shadow）が今回最多の12部門で選ばれている。鳳凰網(wǎng)が伝えた。

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臺(tái)灣映畫および中國語映畫を?qū)澫螭趣筏拷瘃R奨は、今年で55回目を迎える臺(tái)灣版アカデミー賞。來月17日開催の授賞式に向けてこのほど、ノミネートリストが発表された。

今回最多の12部門でノミネートされたのは、チャン?イーモウ監(jiān)督の最新作「影」で、最優(yōu)秀作品賞をはじめ、最優(yōu)秀監(jiān)督賞、最優(yōu)秀主演男優(yōu)および女優(yōu)賞など主要部門を網(wǎng)羅している。第75回ベネチア國際映畫祭で好評(píng)を獲得し、米エンタメ誌「バラエティー」が発表した「2018最も期待される映畫20本」にも選ばれた注目作が、金馬奨では何部門を制するのか早くも話題だ。

「影」は中國の三國時(shí)代（3世紀(jì)）を舞臺(tái)に、影武者の人生を描いた物語。チャン?イーモウ監(jiān)督が、敬愛する黒澤明監(jiān)督の映畫「影武者」にオマージュを捧げた作品だ。主人公の影武者と將軍の2役を演じた俳優(yōu)の●超（●は「登」におおざと、ダン?チャオ）は、役作りのため短期間で體重を20キロも落とし、その激変ぶりも見どころの一つとなっている。

臺(tái)灣映畫では、人気腳本家のシュー?ユーティン（徐譽(yù)庭）がメガホンを執(zhí)り、俳優(yōu)ロイ?チウ（邱澤）が主演した「誰先愛上他的」が、最多8部門でノミネート。また、高額醫(yī)療や偽薬品といった社會(huì)問題をコミカルに描き、今夏に30億元（約496億円）を超える記録的ヒットを生んだ中國映畫「我不是薬神」が7部門でノミネートされている。（翻訳?編集/Mathilda）