2018年10月2日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、南シナ海を航行中の米イージス駆逐艦に中國軍の駆逐艦が異常接近したと報(bào)じた。

記事は米イージス駆逐艦ディケーターが9月30日、「航行の自由」作戦の名目で南シナ海の中國が領(lǐng)有権を主張する島しょから12海里以內(nèi)を航行したと伝えたうえで、米海軍將校が今月1日に「中國軍官に危険な距離にまで接近され、航路の変更を迫られた」と明かしたことを紹介している。

米太平洋艦隊(duì)のクリステンセン副報(bào)道官は「中國の駆逐艦は粗暴かつ危険に、まるで素人が操縦しているかのようにディケーター號(hào)に接近した。その距離は45ヤード以內(nèi)で、衝突を避けるために航路を変更した」とコメントしている。

これに対して中國國防部は「ディケーターが南シナ海のわが國の島付近海域に勝手に進(jìn)入したため、中國海軍170艦が即時(shí)行動(dòng)した。法規(guī)に基づき船の識(shí)別を?qū)g施するとともに、海域から出るよう警告した。中國の主権と安全を著しく脅かし、中米関係や地域の平和?安定に重大な損害を與える行為だ」と非難聲明を発表している。（翻訳?編集/川尻）