2012年9月27日、シンガポール?聯(lián)合早報(bào)（電子版）は、尖閣諸島（中國名?釣魚島）の領(lǐng)有権問題について、「米國の支援を期待する日本は、遅からず失望する可能性が高い。一方、中國指導(dǎo)部は『日本の譲歩を引き出せなければ、國民の怒りの矛先は日本ではなく中國政府に向けられる』と考えている」と伝えた。

【その他の寫真】

AFP通信によると、アナリストは「日中両政府は中國の世論に翻弄されており、対立が長引けば長引くほど事態(tài)をコントロールできなくなる恐れが大きい」と指摘。臺(tái)灣當(dāng)局の巡視船が漁船とともに尖閣諸島付近の領(lǐng)海に侵入したことで、孤立を深めた日本は米國の支援を期待しているものの、いずれ失望する可能性が大きいと分析した。米國には、そもそもが良好とはいえない米中関係をこれ以上悪化させたくないとの思いもあり、その反面、アジアにおける地縁政治の拠點(diǎn)としての日本も見捨てられない狀態(tài)だ。

半面、事前に抗議を申し入れたはずの尖閣諸島の國有化を敢行されてしまった中國政府は、國內(nèi)で高まる民族主義的感情を鎮(zhèn)靜化することも、軍部や黨內(nèi)のタカ派を抑制することも困難になってしまった。

さらに、訪米中の玄葉光一郎外相が25日、楊潔チ外相と會(huì)談し、緊張緩和に向けた対策を話し合ったが、（他國からの）目立った支援はなかったと伝えた。（翻訳?編集/AA）