中國(guó)メディアの新浪網(wǎng)は4日、「この技術(shù)で中國(guó)潛水艦は換骨脫胎（前人の発想などを基盤(pán)にしながら獨(dú)自のものを創(chuàng)造）、容積を縮小し性能は飛躍的に上昇」と題する記事を掲載した。単殻構(gòu)造と呼ばれるタイプの潛水艦を開(kāi)発し、黃海や東シナ海の水中の支配権を「強(qiáng)敵から爭(zhēng)奪」するという。

記事はまず、中國(guó)の通常動(dòng)力潛水艦の開(kāi)発は一貫してソ連/ロシアの設(shè)計(jì)思想を追隨しつづけ、一貫して副殻構(gòu)造の潛水艦を採(cǎi)用してきたと紹介。

潛水艦の複殻構(gòu)造あるいは複殻式とは、潛水艦の船體（外殻）には耐圧性を持たせず、別に耐圧性を持つ內(nèi)殻を設(shè)ける方式だ。外殻と內(nèi)殻の間には燃料や海水のタンクなどを置く。燃料や海水タンクの容積を大きくできるので航続距離を長(zhǎng)くしたり、海水を排除することによって得られる浮力に余裕を持たせることができる。また、外殻などの存在により船內(nèi)（內(nèi)殻內(nèi)）で発生する震動(dòng)が船外に伝わることを抑え、靜粛性を高めやすい利點(diǎn)もある。

一方で、単殻構(gòu)造とは船體そのものを耐圧殻とする方式で、船體の小型化が容易になる。

記事は、中國(guó)の通常動(dòng)力潛水艦として就役している039B型（NATOコードネームでは宋型）について「総合作戦能力では世界のトップクラス」と主張した上で、「欠點(diǎn)と言えるかもしれない點(diǎn)がある」と指摘。039B型が行動(dòng)しているのは主に中國(guó)の近海さが、039B型は船體が大きいために、作戦目的に十分に適応しているとは言えないと論じた。

記事は問(wèn)題が生じる理由として、東シナ海は平均水深が200メートル、黃海では50メートル程度と説明。このような淺い海では、潛水艦の船體が大きすぎると作戦に支障をきたすので、さらに小型の潛水艦の方が適しているという。

記事は、039B型南シナ海での行動(dòng)にも向かないと主張。南シナ海での行動(dòng)に適しているのは原子力潛水艦と主張した。

記事は、中國(guó)船舶重工業(yè)集団が2017年に、S100型と名づけた潛水艦のモデルを発表したと紹介。S100は中國(guó)初の単殻構(gòu)造の潛水艦であり、同型の発表は潛水艦建造における中國(guó)の耐圧殻技術(shù)が飛躍的に向上したことを意味すると主張した。

記事は最後の部分で、「わが海軍は排水量の小さな単殻構(gòu)造の通常潛水艦を裝備することになる。この潛水艦は黃海と東シナ海専用に投入され、水中の支配権を強(qiáng)敵から奪取する」と主張した。

なお、日本の海上自衛(wèi)隊(duì)の最新鋭潛水艦のそうりゅう型と、その前のおやしお型は船體前後部分が複殻、中央部分が単殻の、「両方式いいとこ取り」の構(gòu)造。船體中央部分で単殻式を採(cǎi)用したのは、耐圧殻部分に固定するべきとされる大型の側(cè)面アレイ?ソナーを?qū)毪筏郡郡?。（翻訳?編集/如月隼人）