中國(guó)の大手ECサイト「京東（ジンドン）商城」を運(yùn)営する京東集団の日本法人である京東日本は5日、最高級(jí)上海カニの産地である陽(yáng)澄湖の禁漁期終了に伴い、史上初である自社ドローンによる上海カニの配送を9月に開始したと発表した。

京東は2015年にドローン開発に著手し、17年にドローン利用を組み込んだ物流配送を開始した。それ以來、特殊な農(nóng)産品を配送する飛行ルートの設(shè)定、辺境地域での農(nóng)産品輸送を行ってきた。ドローンを貧困地域の支援にも役立ててきたという。

9月に始めた上海カニの配送では、最大飛行半徑10キロメートル、最大積載量10キログラムのドローンを使用。陽(yáng)澄湖畔から京東の配送ステーションまで飛行時(shí)間約3分で屆ける。配送効率を上げることで、消費(fèi)者にこれまで以上に新鮮な狀態(tài)の上海カニを?qū)盲堡毪长趣赡埭摔胜盲郡趣いΑ?/p>

また、ブロックチェーン?トレーサビリティ技術(shù)の利用により、消費(fèi)者は商品に添えられたQRコードをスキャンすることで、カニの産地、成長(zhǎng)環(huán)境、品質(zhì)検査結(jié)果、捕獲日などの情報(bào)を確認(rèn)することができる。安心?安全も商品価値の重要な構(gòu)成要素と考えての施策だ。

京東の生鮮食品部門である京東生鮮は、グループ內(nèi)の京東物流との連攜により、中國(guó)190都市で當(dāng)日中の配達(dá)を?qū)g施。また、京東の所有する北京?上海?広州（広東?。─?地區(qū)では共同倉(cāng)庫(kù)の使用により、注文から最短4時(shí)間以內(nèi)での配達(dá)が可能という。（翻訳?編集/如月隼人）