Record China 2018年10月7日(日) 8時50分
拡大
中國メディアの新浪網(wǎng)は5日、武漢市內を流れる長江支流の漢江の川岸に1日、體長1.2メートルのワニが出現(xiàn)したと紹介する記事を掲載した。警察官は「放生」によるものとみられると話したという。
武漢水上公安局(水上警察)楊家河派出所によると1日午後3時半ごろ、一般市民から武漢市キョウ口區(qū)(「キョウ」は石へんに「喬」)を流れる漢江の川岸にワニがいるとの通報を受けた。警察官が現(xiàn)場に急行し、川岸近くの水面に體長1.2メートルほどのワニが漂っているのを確認した。警察官は通行人がワニに近づかないよう警戒すると同時に関係當局に連絡した。
午後8時ごろになり、漁政當局の船が現(xiàn)場に到著。漁網(wǎng)を使ってワニを捕獲して岸に上げて観察した。ワニは頭部を負傷していたので、東湖水生野生動物救助センターに送られ、治療を受けることになった。中國にはヨウスコウアリゲーターというワニの在來種が生息しているが(絶滅危懼種)、1日に発見されたワニは在來種でなかった。
警察官は、「放生」によるものだろうと分析し、具體的な狀況をさらに調べると述べた。
「放生」とは、仏教徒が生き物を「慈悲のため」として自然に放す行為。中國では2000年ごろから、生態(tài)系を亂す行為として問題になり當局も規(guī)制を強化しているが、大規(guī)模な「放生」は現(xiàn)在も後を絶たない。自然に放された動物が環(huán)境に適応できず、大量に死ぬ事態(tài)も発生している。「放生」については清朝末期にも盛んに行われていた記録がある。西洋人によるもので、當局は「放生用として売るために、動物を捕まえて売る業(yè)者がいる。愚かだ」と厳しく批判している。
成長すれば人畜に被害を與える動物を「放生」する事態(tài)も発生している。重慶市內では2011年3月、體長1.38メートルのナイルワニが捕獲された。ナイルワニは條件が合えば、體長6メートル、體重700キログラム程度にまで成長する。また、人や家畜などを襲う場合がある。中國メディアは「人食いワニを捕獲」などと報じた。(翻訳?編集/如月隼人)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/7/12
2018/8/15
2017/9/13
2018/2/16
2017/9/25
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る