2018年10月6日、米華字メディアの多維新聞によると、米紙ニューヨーク?タイムズにこのほど、「米國は、中國にはない3つの巨大な資産があるが、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)はそれを浪費している」と指摘する記事が掲載された。

記事の筆者はまず、「中國の大都市によく出かける人はみな、今日の中國は大多數(shù)の米國人が想像できないほど豊かだということを知っている」とし、「21世紀の世界秩序の主要なルールを決めるのは、世界を長く支配してきた経済?軍事の超大國である米國なのか、あるいはそのライバルである中國なのか。そのテストは貿(mào)易戦爭という形でますます激しさを増している」と指摘した。

その上で、「米國には、中國にはない3つの巨大な資産、すなわち移民、同盟國、価値観があり、中國がそれをすぐに手に入れることは難しい。われわれはその強みを倍増させるべきだ。だがトランプ大統(tǒng)領(lǐng)はそれを浪費している」と主張した。

記事は移民について「世界で最も賢明で最も才能のある人々の多くがまだ米國に來たいと考えている。中國は、最も優(yōu)秀なインドやイスラエル、アラブ、フランス、ブラジル、韓國の人々を誘致することはできないが、米國は可能だ」とした。

同盟國については「中國と違い、米國には真の同盟國がある。中國にはカナダやメキシコのような本當のパートナーはいない」とした。

価値観については「米國社會は、人間の尊厳、少數(shù)民族や女性の権利、自由の美徳、公平競爭のルールなど、人々が賞賛する価値観を有している」とした。

その上で記事は、「中國との戦いに勝利するためには、中國の巨大な経済を封じ込めるのではなく、中國の企業(yè)と米國の価値観を絡(luò)み合わせ、中國の政府と米國の同盟國を絡(luò)み合わせるべきだ。米國は自分たちのルールのために戦い、中國もそのルールのために戦うだろう。米國はそうした過程で、自分たちの3つの優(yōu)位性を忘れてはならない」と主張した。（翻訳?編集/柳川）