2018年10月6日、中國の著名な軍事専門家?張召忠（ジャン?ジャオジョン）氏が自身の微博アカウント上で、このほど進(jìn)水式を終えた日本のおうりゅう潛水艦について解説した。

張氏は自身の微博アカウント「局座召忠」で、「4日に日本のそうりゅう型通常動(dòng)力潛水艦の11番艦おうりゅうが進(jìn)水した。全長(zhǎng)85メートル、水中排水量3300トンで世界最大級(jí)のトン數(shù)と最高レベルの性能を持つ通常動(dòng)力潛水艦だ。同型潛水艦は2023年までに13隻を建造予定で、現(xiàn)在すでに9隻が就役している」と紹介した。

また、おうりゅうの動(dòng)力について「従來の鉛蓄電池に代わり、リチウムイオン電池を採用している。これは潛水艦技術(shù)において畫期的な革命だ！従來の鉛蓄電池は人1人ほどの高さでありながら充電に時(shí)間がかかる割に電力が十分でなく、水面に浮上して充電しなければならなかったからだ」としている。

さらに、おうりゅうは酸素を必要としないスターリングエンジンを採用する、いわゆる非大気依存（AIP）動(dòng)力で、水中で2週間連続して作業(yè)することが可能であること、電池の體積や重さが明らかに小さくなった一方でエネルギー密度は數(shù)倍に、電池容量も3倍以上に増加して原子力潛水艦に匹敵するスペックになったこと、艦內(nèi)の空間増加と情報(bào)化レベルの向上を?qū)g現(xiàn)したことを伝えた。そして、このハイスペックな潛水艦を建造したのが民間企業(yè)の三菱重工であることにも言及した。

おうりゅうに対する張氏の評(píng)価に対し、中國のネットユーザーは「日本の科學(xué)技術(shù)が中國より10年以上リードしていることを認(rèn)めないわけにはいかない」「いや、10年どころか20年ぐらいはリードされている」「わが國が追いつくには、科學(xué)と教育の重視が必要だ」「日本の軍備工業(yè)の発展については、本當(dāng)に真剣にかつ厳粛に見つめなければ駄目。そうりゅう型潛水艦は、われわれにとって強(qiáng)敵だ」「三菱重工は第2次世界大戦中に多くの戦艦や飛行機(jī)を造ってたからな」などといった感想を寄せている。

一方「わが國は畫期的なグラフェン電池を開発したのではないか」との意見もあったが、これには「実用化に20年はかかる」と説明するユーザーも見られた。また「では、どうやっておうりゅうを倒したらいいか、教えてください」とするユーザーもいた。（翻訳?編集/川尻）