2018年10月8日、北京科技報(bào)は、日本が21世紀(jì)に入ってすでに18人のノーベル賞受賞者を生んだ背景について紹介する記事を掲載した。

記事は、京都大學(xué)の本庶佑教授が今年のノーベル醫(yī)學(xué)?生理學(xué)賞を受賞したことで、日本人のノーベル賞受賞者は今世紀(jì)に入って18年間ですでに18人となり、日本政府が打ち立てた「21世紀(jì)の前半50年で30人のノーベル賞受賞者を出す」という目標(biāo)達(dá)成がほぼ間違いない狀況であると紹介。「井戸から水が湧き出るがごとし」と形容される日本のノーベル賞受賞ラッシュの背景には、日本の科學(xué)技術(shù)政策、資金投入、基礎(chǔ)教育がしっかり行われていたことがあると評(píng)した。

そして「周知の通り、日本は科學(xué)技術(shù)と教育を重視しており、バブル崩壊後の厳しい経済狀況でも、日本政府は研究費(fèi)を増やし続けてきた。2005年から15年の10年間での日本國(guó)內(nèi)における研究費(fèi)支出平均は國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の3％に達(dá)しており、先進(jìn)國(guó)ではトップだった。さらに、16年1月にはこの比率を4％以上にする科學(xué)技術(shù)基本計(jì)畫(huà)が立てられた」と伝えている。

また國(guó)による多額の研究投資のほかに、日本の大學(xué)や研究機(jī)関が長(zhǎng)期的な學(xué)術(shù)研究に向いた環(huán)境であると指摘?！溉毡兢扦瞎潭à违荪攻趣ⅳ氪髮W(xué)教員は、一定期間研究成果を出さなくても冷遇されたり食いぶちを失ったりすることはない。また、社會(huì)的にも科學(xué)者や教員は非常に尊敬を集めている」と説明した。

記事を読んだ中國(guó)のネットユーザーは「わが國(guó)の若者たちは家を買(mǎi)うために一生死ぬ気で働いていて、研究に精力を注げる者などいない」「われわれは抗日神ドラマを作り、彼ら（日本人）は學(xué)習(xí)に沒(méi)頭し研究を進(jìn)めている」「日本の醫(yī)學(xué)は本當(dāng)に発達(dá)している?？茖W(xué)技術(shù)も発達(dá)しており、本當(dāng)に敬服する。われわれに不足しているのは人材ではなく、環(huán)境だ」といった感想を寄せた。

一方で「どうしてそんなにノーベル賞に固執(zhí)するのか。ノーベル賞を取れなくてもこれだけ発展してきたではないか」「ノーベル賞はもともと30年遅れの評(píng)価と言われる。日本は1990年代以降の沒(méi)落が始まって30年が経過(guò)すれば、受賞者はどんどん少なくなるだろう。逆に2030年ごろからは、受賞者は中國(guó)人と米國(guó)人ばかりになるはず」といったコメントも見(jiàn)られる。（翻訳?編集/川尻）