日本で臺風(fēng)と地震に遭った中國人が抱いた違和感―中國紙

Record China    2018年10月9日(火) 21時20分

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9日、斉魯晩報は、日本で臺風(fēng)21號の襲來と北海道の大地震を経験した中國人観光客の手記を掲載した。寫真は山梨県山中湖村。

2018年10月9日、斉魯晩報は、日本で臺風(fēng)21號の襲來と北海道の大地震を経験した中國人観光客の手記を掲載した。以下はその概要。

日本を旅行していた3週間で、大きな臺風(fēng)と地震に遭遇した。大阪を離れて富士山麓の山中湖に到著した翌日に臺風(fēng)21號が大阪を直撃し、秋葉原のホテルで寢ていた際に北海道でマグニチュード7.0の地震が起きたのだ。

臺風(fēng)が大阪に襲來した日、日本のテレビ局は絶えず臺風(fēng)の進(jìn)路や危険性について報じていた。そして、臺風(fēng)が上陸した大阪の埋め立て地にある関西空港では、滑走路が高波により浸水したほか、タンカーが連絡(luò)橋に衝突して自動車と鉄道の陸路輸送が一時寸斷された。これにより、空港が孤島狀態(tài)になったという情報が広く中國のネット上で流れていたが、実際には臺風(fēng)が過ぎ去った後の早い段階で、空港に取り殘されていた利用客のバス輸送が始まっていたようだ。

宿泊していた山中湖では臺風(fēng)の接近に伴って風(fēng)雨が強(qiáng)くなった。すると村では十?dāng)?shù)分おきに大きなスピーカーで「外出しないように、特に山に登ったり湖に入ったりしないように」との放送が流れた。翌朝、村の放送が再び流れ、臺風(fēng)が過ぎ去ったことが住民に知らされた。コンビニで新聞を立ち読みしたところ、臺風(fēng)に関する記事は非常にシンプルだった。おそらく、日本人はこのようなことを多分に経験しているからなのだろう。そして自分の生活を続けることこそが一番大事だと考えているのだ。

9月6日早朝、ホテルで寢ていると友人から「日本で大地震が発生したが、どこにいるのか」とのメッセージが屆いた。寢ぼけまなこでテレビをつけて、北海道で大きな地震が起きたことをようやく知った。テレビは地震関連のニュースを流し続け、斷水、停電、空港や電車の運行狀況、余震の確率などについて伝えていた。

しかし翌日、コンビニで再び新聞を立ち読みしてみると、地震関連の寫真や記事は少なく、現(xiàn)場の慘狀や、感動の救出場面を見ることはできなかった。友人から「今の日本の狀況はどうだ」と聞かれたが、一切がいつも通りだった。確かに、自分は観光客として災(zāi)害発生後における日本の真の姿を見ることは難しかった。

立て続けに発生した天災(zāi)による損害の大きさは想像に難くないが、日本の當(dāng)局やメディアは家屋の倒壊數(shù)や道路の破損延長、農(nóng)作物の被害に関する具體的な數(shù)字を遅々として発表せず。発表されたのは北海道地震で42人が死亡したという數(shù)字くらいだった。日本人は、人の命に比べればその他の経済損失は取るに足らないものだと考えているのだろうか。(翻訳?編集/川尻

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