2012年10月2日、米華字サイト?多維新聞は臺灣読者からの寄稿記事「民主制度が臺灣公民の民度を中國本土よりずっと高くした」を掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

臺灣を訪れた中國本土の友人たちは決まって、「街がきれい」「列が亂れていない」「優(yōu)しい」「禮儀正しい」などと褒めてくれる。こうした美徳や中國の伝統(tǒng)文化がきちんと受け継がれている臺灣を目の當たりにした彼らは、「社會主義が自分たちの素養(yǎng)をぶち壊した」とひどく恨むことになる。

では、臺灣人の優(yōu)れた民度はどのように培われてきたのか？それは、この20數(shù)年來の民主化のたまものだと筆者は考える。民主の素晴らしいところは「1人1人の人間性を重んじる」ことだ。すべての人の基本的権利が保障されている。臺灣も以前は役人がお高くとまっていたが、1990年代半ばに初めて選挙で選ばれた臺北市長が就任すると、こうした悪習(xí)は改善され、本當の意味での「人民に奉仕する」姿勢が実現(xiàn)した。

民主社會では國と國民の間だけでなく、國民同士にも「信頼」が存在する。一方、専制社會ではイデオロギーやうそ、暗黙のルールばかりがまん延している。これでは、國民の素養(yǎng)が高まるわけがない。民主社會では、公共秩序を守ることは當たり前のこと。民主社會では「自分だけ良ければ構(gòu)わない」という考えは通用しない。

また、民主社會では役人が苦情なども受け付ける。新聞に投書してもよいし、デモも自由に行ってよい。そのため、國民の社會への不満や怒りがいつ爆発するか分からないという雰囲気もない。中國本土の方々が臺灣の溫かい人情や民度の高さに感動した時には、これが民主の素晴らしさだということを心に刻んでほしい。もちろん、我々にも欠點はたくさんある。理想的な民主社會に向け、我々も努力しているところだ。（翻訳?編集/NN）