2018年10月6日、華字メディア?日本新華僑報網(wǎng)は、雑誌?AERA 9月24日號のエッセイ「日本人の中で進(jìn)む『中國人のモンスター化』を?qū)g感」で、作家の東浩紀(jì)（あずま?ひろき）氏が中國人にモンスターのようなイメージを持っている日本人の現(xiàn)狀を批判したことを紹介し、「日中両國首脳が交流を再開する友好回復(fù)ムードにあっても、國民感情の修復(fù)は簡単ではない」と伝えている。

AERAのエッセイは、9月4日、日本に上陸した臺風(fēng)21號の影響で、関西空港に約8000人が閉じ込められる被害が出た時、中國人だけ優(yōu)先的に救出されたというSNSの噂を、東氏が調(diào)査したことを紹介。同氏の調(diào)査によると、在大阪中國領(lǐng)事館が手配したバスが関空に向かい、中國人のみを乗せたのは事実だったが、救出を?qū)g行したのは5日晝前から6日早朝で、他國人と比較して早かったわけではないという。

同エッセイは、「今の日本には、中國政府は中國人のためには國際常識など平気で破るというイメージが根強(qiáng)くあり、それらがうわさを強(qiáng)化している。しかし、本當(dāng)に危険なのはそれらうわさに振り回されることだ」という東氏の指摘を紹介している。

日本新華僑報の記事は、同エッセイの內(nèi)容に觸れ、「日本人が中國人にモンスターのようなイメージを持つのは、日本のメディアにも関係がある」とし、「北京駐在の日本人記者は、大陸メディアよりも臺灣メディアの報道を信頼して、東京に送るニュースに引用している」として、そのことが日本國內(nèi)で中國のモンスター化をより深めていると指摘している。

記事は、「日中両國が正常な友好関係を維持していくには、相手をモンスター化するのをやめることが必要だ」として、日中両國で通じることわざ「百聞は一見に如かず」を引用。中國人の訪日観光客と日本人の訪中観光客が増えていることを挙げ、「日本の若者たちが自分の目で中國を見れば、中國のモンスター化もなくなるだろう」と伝えている。（翻訳?編集/原）