Record China 2018年10月11日(木) 5時(shí)10分
拡大
中國メディアの新浪網(wǎng)は10日、「パキスタンにロシアからSu―35導(dǎo)入の意向か、梟龍に頼るだけではインドに対抗不能」と題する記事を発表した。
梟龍は中國とパキスタンが共同開発したFC―1戦闘機(jī)の中國側(cè)愛稱。同機(jī)の開発は1980年代に始まった。米國は當(dāng)初、文化大革命を終了させ改革開放政策を採用した中國に好意的で、戦闘機(jī)開発に協(xié)力したが、1989年の天安門事件(第2次)を受け、米國側(cè)は協(xié)力を打ち切った。そのため、中國はパキスタンから、同國が保有していた米戦闘機(jī)のF―16の情報(bào)を得てFC―1を完成させたとされる。中國にとってFC―1は輸出用であり、自國では運(yùn)用していない。
新浪網(wǎng)は記事冒頭で、パキスタンがSu―35の一個(gè)中隊(duì)分の購入を希望して、ロシアと交渉しているとの見方があると紹介した。
その背景となるパキスタン空軍の現(xiàn)狀については「よくない」と指摘。同國空軍は約800機(jī)を保有し、うち約520機(jī)が戦闘機(jī)だが、多くは中國のJ7―P(殲7P)、フランスのミラージュ3、ミラージュ5などで、就役してから20年以上が経過しているからだ。しかも、パキスタンと対立するインドでは、空軍がパキスタンの2倍程度の戦闘機(jī)を保有し、最新型の購入を継続している。
パキスタン保有の戦闘機(jī)の要となるのが70機(jī)のF―16だが、すでに老朽化しているという。米國は2016年2月にパキスタンにF―16を8機(jī)売卻することを認(rèn)めた。人員の訓(xùn)練や搭載レーダーその他の設(shè)備も含めての売卻だが、金額は6億9900萬ドル(約790億円)と極めて高価だ。
パキスタンは2017年までに中國からFC―1を100機(jī)購入している。18年以降はさらに50機(jī)を購入との報(bào)道もある。これにより舊式機(jī)の多くは現(xiàn)役を退くと見られるが、軽戦闘機(jī)であるFC―1は輸出用モデルであり、総合能力はF―16に大きく引き離されているという。
パキスタン側(cè)からすれば、インド空軍が保有する230機(jī)のSu―30と、さらに先進(jìn)的なフランスのラファールを圧倒する體制を構(gòu)築したいところだ。中國はパキスタンの友好國であり、自らもインドと対抗関係にある。中國としてはパキスタンを支援したいところだが、自國が保有するSu―27やSu―30のシリーズはライセンスの関係でパキスタンに売卻できない。また、売卻できたとしても、インド空軍を圧倒できるとは限らないという。
中國は自軍用の戦闘機(jī)の開発に力を入れているが、それでもロシアからSu―35の輸入を行っている狀態(tài)だ。だとすれば、パキスタンがSu―35の輸入を考慮することは自然な流れという。購入數(shù)がそれほど多くないとしても、インド空軍のラファール36機(jī)による脅威を大きく低減させることができる。
一方でインドは、フランスからラファールを購入しただけでなく、米國からF―16の生産ライン関連技術(shù)を?qū)毪工胗?jì)畫もあるという。戦闘機(jī)市場におけるインドの「西側(cè)接近」はロシアにとって「インド市場を失う恐れ」が出てきたことを意味する。そのため、ロシアも改めて、パキスタン市場に注目することになったという。(翻訳?編集/如月隼人)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/9/20
2018/9/9
2018/9/10
2018/9/5
2018/9/29
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る