中國広東省肇慶市でこのほど、900年以上前に築かれた城壁に男性がよじ登ったとして批判の聲が集まっている。9日付で中國中央テレビ（CCTV）が伝えた。

城壁は宋代の1113年に作られたもので、保存狀態(tài)が良い同省有數(shù)の観光スポット。中國が重點(diǎn)的に保護(hù)する施設(shè)にも指定されている。映像には男性が城壁の外側(cè)をよじ登る姿が映っており、最上部まで登り切っている。

映像は5日に撮られたもので、男性はSNSに動(dòng)畫を掲載したが、現(xiàn)在は削除されている。城壁の警備員によると、男性が城壁をよじ登ったのは夜遅くで、その時(shí)間は警備員がいなかった。ただ、仮に警備員がいたとしても注意することしかできないと語っている。現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では騒動(dòng)について警察に相談はなく城壁にも損傷は見られないというが、ネットでは「今はSNSで注目を集めようとして過激なことをする人が後を絶たない。もっと厳しく罰するべきだ」と批判の聲が多く聞かれている。（翻訳?編集/內(nèi)山）